高須正和さんが告知している通り、彼が筆頭著者である論文が、IEEE が提供する電子ジャーナルのプラットフォーム IEEE Xplore に正式掲載されている。ワオ!
ハードウェア分野、特にマイコンボード市場における開発者中心のアプローチ(これを toDtoB:to Developer to Business と呼ぶのか、知らなかった)の有効性について、日本市場における M5Stack と Arduino の販売・利用データを比較して評価し、ソフトウェア分野で長年実証されてきた開発者ファースト戦略が、アジャイルな製品リリースとコミュニティエンゲージメントと組み合わせることで、産業用ハードウェアの採用促進にも寄与し得るという結論を示唆している。
高須正和さんというと、スイッチサイエンスでオープンソースハードウェア M5Stack に携わってきた人だが、とにかくメイカーフェアのために世界中を飛び回っている人という印象が強い。その彼がこういう論文もちゃんと形にしているのはすごいと思う。
著者の並びに『感電上等! ガジェット分解のススメ HYPER』の共著者である秋田純一金沢大学教授もいますな。
高須さんといえば、彼へのインタビューを記事化した「だからトヨタ、ユニクロ、無印良品は何が起きても強い…日本人が気づいていない「日本メーカー」の世界の評価 「PDCAの病」が日本の停滞を招いている」も読んだばかりだが、お元気そうで何よりである。

