なにやら大げさだが、平山雅浩さんの日記における「はてな利用規約改定に関する意見募集にメールを送る」を読んで、そうじゃないか。こういう風に書けばよかったのかと思った。
要は商業利用の事前承諾の話で、ワタシはこの逆の方向からそれを阻害することの損失を書き送らせてもらったのだが、平山さんの文章のほうが元気が出ていい。クリエイティブコモンズライセンスは、著作権の仕組みのアンチでもなければ、商用利用のアンチでもない。
平山さんが書かれているように、はてなダイアリーブックサービスと商用利用可能なクリエイティブコモンズライセンスを適用した日記を組み合わせて、はてなは自由に書籍を制作できるのだ。ウェブログそのものの書籍化というのは、海外では既に『Never Threaten to Eat Your Co-Workers: Best of Blogs』という実例がある。はてなはウェブログと書籍作成サービスの両方を抱えている。是非それに可能性を見出してほしい。
そういうことを書く割に、お前は非商用ライセンスを使っているじゃないかと言われそうだが、株式会社はてなに対しては無条件で商用許諾を許可することをここに宣言したい。ただ、これには利用規約改定問題が解決しないといけないのだが。