- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/04/21
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ヒッチコックの映画は好きでいろいろ観ているのに、この代表作を何故か今まで未見だった。
これはヒッチコックの娯楽映画の集大成ですね。間違えられた男が巻き込まれるサスペンスにして、謎めいたブロンド美女が登場するラブロマンスの要素、ふんだんに盛り込まれたコメディの要素、ラシュモア山でのクライマックスまで飽きさせないどこを切ってもヒッチコックな映画である。
まぁ、半世紀以上前の作品なので、アクション場面など現在の感覚からすればたるかったりリズム感が合わないところもあるが、本当に余裕というかヒッチコックの懐の深さを感じさせる。
あと、本作でヒロインを演じたエヴァ・マリー・セイントがメイキングの進行をしていたが、この映画の時点で30代半ばだったというのに今(というかこのメイキング制作時点)でもとても美しくて驚いた。