クリス・ディクソンというと、こないだの TechCruch Disrupt でも「3Dプリンティングは新たな産業革命を起こす」とハードウェアスタートアップに対する期待を語っていたが、ここではそうしたスタートアップを始めようとする人が心に留めておくべきことを4つ挙げている。
- 製造の問題:ハードウェア分野に Amazon Web Service のような使い勝手のよいものはなく、これがために結局中国に数ヶ月、数年住む羽目になることもザラ
- 防御可能性:ハードウェアは規模の経済だがネットワーク効果に欠ける。すぐに競争相手が同じものを低コストを作り出すので、ネットワーク効果のあるソフトウェア/サービスとの組み合わせが重要
- プラニング:ソフトウェアの世界の作ってテストしての繰り返しはハードウェアではできない。ヘマがあっても挽回できるしっかりしたプラニング重要
- B2CかB2Bか:B2Cのほうが一般の注目を集めやすいが、B2Bにも競争相手が少ないなど利点は多い
そうそう、文中引用されているが、ポール・グレアムも The Hardware Renaissance(日本語訳)でハードウェアスタートアップに期待しているね。
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