こないだ『ニュースの天才』という映画を観たばかりなのだが、偶然にもその主人公のモデル(というか、主要な登場人物はすべて実名で出てくる)であるスティーブン・グラスを、その古巣である New Republic が長文記事で取り上げている。
「こんにちは、僕の名前はスティーブン・グラスでどうもすいません:彼は本誌を潰しかけた。あれから16年経ち、かつての親友が遂に彼と対面する」というタイトル(一部、林家三平風)からしてシリアスであるとともに笑ってしまうのだが、こういうのをきちんとやるのは偉いね。
是非、「日本人は過去を直視すべき」みたいな説教をたれるのが好きな朝日新聞も、慰安婦問題について事実でない記事を書き飛ばしたかつての記者の証言を紙面で取り上げ、過去を直視してほしいものである。
ネタ元は kottke.org。
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