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ビットコインの安価でセキュアなペイメントプロトコルについての決定版となる本が今年夏に出る(が、既にネットで全文読める)

調べものをしていて、Andreas M. Antonopoulos の新刊 Mastering the Lightning Network が今年夏にオライリーから出るのを知る。

書名になっている Lightning Network については、Think ITBlockchain Biz の記事が詳しいが、ビットコインブロックチェーン外技術のセカンドレイヤーネットワークで、安価かつセキュアなマイクロペイメントを実現するプロトコルと考えればよい。

Andreas M. Antonopoulos が共著者なので信頼感があり、おそらくはこの本が Lightning Network についての決定版になるのだろう。上でリンクした公式サイトにおいて、Open Publishing、Open Reading、Open License の3つを掲げており、実は既に GitHub 上で読めるので、今年夏の刊行まで待てないという人には朗報だし、現時点ではまだ「IN PROGRESS」状態なので、pull request を送って貢献することも可能だ。

あと Open License とは具体的には、執筆中並びに刊行から一年間は CC-BY-NC-ND、刊行から一年経ったら CC-BY-SA になるとのこと。

しかし、ワタシが Andreas M. Antonopoulos の「初心者向けBitcoinガイド」を訳してもう6年以上になるんやねぇ。

彼の著書は、ビットコイン本もイーサリアム本も邦訳が出ているが、これも来年あたり出てほしいよな。ビットコインの値段が上がった下がったと投機価値についてのニュースばかりが目立つが、コロナ禍におけるマイクロペイメントの実現もそれ以上に大事な話に違いないので。

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