こないだワーナーブラザースレコードがYouTubeで700曲以上のビデオを公開していることをお伝えしたが、上には上がいた。
Universal Music Group が、これを書いている時点で3489曲のビデオを公開しているではないか。ふひー。
この数字になるとざっとリストを辿るだけでもとんでもない時間がかかるが、U2、スティービー・ワンダー、ボブ・マーリー、エアロスミス、エミネム、カニエ・ウェスト、ジャック・ジョンソン、マリリン・マンソン、ベック、トム・ぺティ、ウィーザーなど挙げていくとキリがないリストができあがる(なにせ3500曲近くですから)。
折角なので、その中から通常のプロモーションビデオ以外の映像を選んでいくつか紹介させてもらう。堂々と紹介できるのはありがたい。
まずはプリンス殿下。1985年の名作『Around the World in a Day』(asin:B000002L7R)の中でも "Paisley Park" と並んで好きな曲のラスヴェガスでのライブ。
お次は秘密のコードが隠されている新譜『Year Zero』(asin:B000O178BY)が出たばかりの Nine Inch Nails。
この曲に関してはジョニー・キャッシュのバージョンがあまりにも有名になってしまったが、オリジナルは1994年の『The Downward Spiral』(asin:B000001Y5Z)を締めくくる名曲。
バックに流れる映像を観て、『死の王』を思い出した。
ニューオリンズファンクを代表するバンドであるネヴィル・ブラザーズの代表作である『Yellow Moon』(asin:B000002GIF)のタイトル曲。
ハービー・ハンコックとジョン・ハイアットが加わった豪華ライブなのだが、ラストが少しとはいえ切れてしまうのは残念。
これはワタシの好みで入れさせてもらった。今年再結成するらしいスクイーズの代表曲。
この曲でキーボードを弾いているジュールズ・ホランドが、(『ジュールズ倶楽部』でおなじみ)英国音楽界を代表する名士の一人になるなんて当時は夢にも思わなかったろうね。
いつの間にか箸にも棒にもかからない存在になってしまったが、それでもブライアン・アダムスの『Reckless』(asin:B000002GGU)が、青春の輝きに満ちた名作である事実に変わりはない。これには reikon さんも同意してくれるだろう。
この曲はその『Reckless』に収められた、ちょうど当時復活したばかりのティナ・ターナーとのデュエット曲。
言わずとしれたパブリック・エナミーの代表曲だが、このビデオははじめて観た。レコード会社が Uncensored なバージョンを公開するなんて面白いね。
これは同名ライブアルバム(asin:B0007X6ST2)の PV ではあるのだけど、ライブだし、久しぶりに観たら音がかっこよかったので。再結成ポリスはいつ来日するんだっけ?
バンドにはブランフォード・マルサリス、オマー・ハキム、ケニー・カークランドがいて、ベースのダリル・ジョーンズは現在ではストーンズの準メンバー。
2003年発表の彼らのデビューアルバム『Fever to Tell』(asin:B00008VOQM)からのシングル曲。
こうしてライブを観ると、本当にユニーク、というかヘンなバンドだなと思う。カレン・Oの声の調子は悪いが、スタッフに暴力をふるう姿が妙に笑えるのでよしとする。
最後はニルヴァーナ。『MTV Unplugged in New York』(asin:B000003TB9)に収録されたデヴィッド・ボウイのカバー。