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酒井若菜の小説家デビューに特に思うところはないのだが

気になったところを引用させてもらう。

 岩崎さんは、もともと浪人中だった19歳のころ酒井の写真集発売記念握手会に2回参加したほどのファン。酒井も岩崎さんを「手の冷たかった人」と覚えていた。

 まずブログ本の出版を勧めたが「文章を読んで、物語を書ける人だと感じた」という岩崎さんは思い切って小説を提案。酒井も「書いてみたい」と乗り気に。あこがれのアイドルを、妥協を許さぬ編集者として叱咤激励する日々が始まった。

 酒井は、執筆のため初めてパソコンに触れた。腱鞘炎になり、腕に包帯を巻きながら執筆を続けた。

かつていろいろとお世話になった(なってないとは言わせぬぞ!)グラビアアイドルの担当になり、妥協を許さずオラオラと叱咤激励しまくるなんてゾクゾクきますな! ……と考えるワタシの心が歪んでいるのだろうか。

そういえば以前、芸能人ブログの炎上について、ブログの読者でない、つまりインターネットユーザの経験のない人間にブログ書かしてはいけない、というエントリ(どこか忘れてしまった)に納得した覚えがあるが、最初パソコンも触れたことのない人間にブログ本の出版を勧めるなんて、なんだかね。この場合、その轍は踏まずに済んだわけで結果オーライなのか。

あともう一点気になったところ。

「女優が書く小説はあまりないが、職業上、人間観察力は特筆すべきものがある。小説を書く女優の先駆者になってほしい」と岩崎さん。「本屋大賞を狙います」と鼻息も荒い。

これを読んで、小茉莉とか名乗り出した奥菜恵は「キーッ!」となってたりして。そして、狙う文学賞直木賞芥川賞じゃなく、本屋大賞なのね。いまどきは。

こぼれる

こぼれる

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