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ガブリエル・ガルシア=マルケスが逝った

ワタシのような人間が彼について気の利いたことは何も書けないのだが、最近改めて実感するのはウェブ(の)ログとしてのブログの効用で、こういうことにはちゃんと反応しておいたほうが未来の自分に良いようだ。

先日の訃報に際して彼の苗字をマルケスと表記するのは間違いなどいろいろおなじみの話をいくつか読んだが、彼が話題になることでマルケス百話という面白いページのことも知ることができた。

ガブリエル・ガルシア=マルケスの名前は、安部公房の「地球儀に住むガルシア・マルケス」を読んで知ったが(安部公房も前述の誤りを犯している)、実はこの文章はガルシア=マルケスについてより、彼の前年にノーベル文学賞を受賞したエリアス・カネッティについての話のほうが面白かったりする(笑)。

ガルシア=マルケスの小説では、大学時代に『エレンディラ』(asin:4480022775)と『族長の秋』(asin:4087602354)、社会人になってから『予告された殺人の記録』asin:4102052119)を読んでいるが、要は文庫化されたものから読んだということだ。

最高傑作とされる『百年の孤独』はずっと文庫化を待っていたが、さすがに新装版(asin:4105090119)が出たときに購入した。が、今までまとまった時間がとれず、まだ手をつけてないていたらく。こういう長い小説は、やはり学生時代に読んでおくべきのようだ。

マジック・リアリズム」というのも今では手垢にまみれてしまった言葉だが、日本人のワタシからするとやはりそうした言葉を使わずには説明できない、安部公房言うところの「まるで魔術師のようにギュッと魂をとらえてしまう」力のある小説を書いていた人だった。

しかし、この春彼の講演録とその訳者のガルシア=マルケス本が立て続けに出るのはなかなかの偶然である。

ぼくはスピーチをするために来たのではありません

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謎ときガルシア=マルケス (新潮選書)

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