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テッド

半月ほど前にレイトショーで観ようと出向いたら、会社帰りと思しき人がいっぱい並んでて(OL さんが多かったのが印象に残っている)ビビッてチケット売り場から逃げてしまったことがあった。

ようやくの仕切り直しだが、監修者も苦心を語るように全編アメリカのサブカルチャーネタがちりばめられていて、正直ワタシも全部ついていけたわけじゃない。何でこんなに日本でヒットしてるか不思議だが、やはり「テッド」のそのしょうもなさも含めたたずまいが絶妙だったのか。

本作の(人間の)主人公をマーク・ウォールバーグを演じているが、30代半ばになって同姓のトモダチ離れできないボンクラ男の話というと別にこの映画が特別なものではない。要は近年ヒット作が目立つ「ブロマンス」映画の一つに本作も入るだろう。

それでもこれが受けたのは、テッドの設定のうまさ(かなり反則な手も使うし)と『フラッシュ・ゴードン』に代表される80年代の「ダサかっこよさ」(いや、やはり正直かなりダサい)をうまく作品に取り込んでるところか。ある登場人物が、ティファニーのビデオに合わせて踊りまくる場面では笑ってしまったしな(劇場で笑っていたのはワタシだけだったが……)。

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