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榎本幹朗氏の「Napsterの失敗でショーン・パーカーと音楽業界が学んだたくさんのこと」が激烈に面白い

榎本幹朗氏の特別連載企画『未来は音楽が連れてくる』については以前も取り上げているが、最新回も激烈に面白くて、(下)の公開まで待てずに紹介させてもらう。

冒頭のショーン・パーカーの結婚式の話は心底どうでもいいが、かの Napster の話が面白いねぇ。今年公開された Napster のドキュメンタリー映画などをネタ元にしているが、これを読むと単純にレコード会社が Napster を潰そうでしたわけではなく、また Napster 側も内部に火種を抱えていたことが分かる。

ワタシも昔『デジタル音楽の行方』という本を訳しているが、この文章でレコード業界側のキーマンとして名前が挙がるジム・グリフィンは、『デジタル音楽の行方』の謝辞に名前が入っていたりする。この本が掲げた「水のような音楽」は Spotify によって実現したといえるのだろうか(ただし、日本は蚊帳の外)。

(下)の公開も楽しみである。

デジタル音楽の行方

デジタル音楽の行方

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