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「作品の面白さを飛躍させたカメオ出演」ってこれは違うだろ!

『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』トム・クルーズはワタシも大好きだが、あれは立派な「助演」であってカメオ出演じゃないんじゃないの? リストをみると、『パルプ・フィクション』のクリストファー・ウォーケン『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』キース・リチャーズもどうだろうね。

やはり出演時間は長いのはカメオとは言えないんじゃないのかね。ワタシが考える「作品の面白さを飛躍させたカメオ出演」というと、以下のあたり。

いずれも作品上必然性がありながらしかも驚きがあるカメオだと思うぞ。個人的にはマーシャル・マクルーハンが一番受けたが、ビートルズのパロディーフィルムにしれっと出演するジョージ・ハリスンにしろ、当時のパブリックイメージを逆手にとったマイケル・ジャクソンにしろ、そして作品中けなされている文脈通りの役を演じるジュリア・ロバーツブルース・ウィリスにしろ、自分を笑う懐の深さがあるのはえらいですね。

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