一週間ほど前に話題になった記事だが、そのタイトルは著者ではなく編集者がつけたものなのだろう。「観ていないとお話にならない」とか、いちいち煽らないと埋もれてしまうのだろうか? 難儀な話ですね。
それはともかく、この著者が選んだ知的インプットとしての「映画ベスト20」、ワタシが観ているのは、『アンダルシアの犬』、『サンセット大通り』、『ローズマリーの赤ちゃん』、『地獄に堕ちた勇者ども』、『エクソシスト』、『天国の日々』、『フィツカラルド』、『ドゥ・ザ・ライト・シング』、『ヒート』、『マルコヴィッチの穴』の10本、リストのちょうど半分である。
映画ファンとして「半人前」といったところだろうか。
さて、せっかくなのでワタシも「クリエイティヴ・インプットとしての映画ベスト20」を選んでみようと思う。『アンダルシアの犬』、『エクソシスト』、『天国の日々』あたりはワタシが選んでも入ると思うが、同じものを選んでも仕方ないので外し、また元リストに入っている監督の別作品も入れないという縛りを入れて選ぶなら以下になるかな(公開年順)。
- ジャン・ルノワール『ゲームの規則』(asin:B01LW6O4N1)
- シドニー・ルメット『十二人の怒れる男』(asin:B09FXYGY4D)
- イングマール・ベルイマン『野いちご』(asin:B0C241H72Q)
- ロバート・アルドリッチ『何がジェーンに起ったか?』(asin:B016PL9X96)
- フェデリコ・フェリーニ『8 1/2』(asin:B009NNERKO)
- ジャン=リュック・ゴダール『軽蔑』(asin:B07NR8G53K)
- ベルナルド・ベルトルッチ『暗殺のオペラ』(asin:B07GJLFYHP)
- スタンリー・キューブリック『時計じかけのオレンジ』(asin:B003GQSYJO)
- スティーヴン・スピルバーグ『未知との遭遇』(asin:B000WE66BG)
- ドン・コスカレリ『ファンタズム』(asin:B073QW9M8D)
- リドリー・スコット『エイリアン』(asin:B079VP6J6K)
- テリー・ギリアム『バロン』(asin:B003JDVGRG)
- コーエン兄弟『バートン・フィンク』(asin:B007TSL9VK)
- ウディ・アレン『夫たち、妻たち』(asin:B0040JGUF6)
- デヴィッド・フィンチャー『セブン』(asin:B0047O2SK0)
- アンドリュー・ニコル『ガタカ』(asin:B003CNVPDI)
- ウォン・カーウァイ『花様年華』(asin:B0BKGFXZKX)
- デイヴィッド・リンチ『マルホランド・ドライブ』(asin:B072C28XKH)
- アスガル・ファルハーディー『セールスマン』(asin:B0765TJ9TB)
- トッド・フィールド『TAR/ター』(asin:B0CS64QFFT)
本当は『市民ケーン』を入れたかったのだけど、史上最高の映画と言われる作品をこういうリストで選んでも仕方ないよな、と思い直した。
まぁ、半可通が選んだリストということで、あまり本気にしないでいただきたい。