- レコード・コレクターズ誌の人気連載「ビートルズ来日学」が書籍化 - amass
- 『「ビートルズと日本」熱狂の記録 〜新聞、テレビ、週刊誌、ラジオが伝えた「ビートルズ現象」のすべて』が発売 - amass
本屋でたまにレコード・コレクターズ誌を手に取るたびに、「ビートルズ来日学」のページを見て、ビートルズ来日が「学」になるんだ……と絶句してしまう。今、ビートルたちをはじめとする当事者たちに、あれはなんでああだったのかと聞けたとしても、「覚えとらんがな」に決まっているのだろうが、それを書くと怒られそうだ。
その書籍化に加え、もう一冊ビートルズ来日についての本が出るとな。
- 作者: 宮永正隆
- 出版社/メーカー: DU BOOKS
- 発売日: 2016/06/10
- メディア: 単行本
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「ビートルズと日本」熱狂の記録 ~新聞、テレビ、週刊誌、ラジオが伝えた「ビートルズ現象」のすべて
- 作者: 大村亨
- 出版社/メーカー: シンコーミュージック
- 発売日: 2016/03/31
- メディア: 単行本
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なんで今かというと、今年夏でビートルズ来日半世紀になるからだが……半世紀!
そういえば、この1966年の夏にビートルズと同じく最初で最後の来日公演をした人がいるがご存知だろうか。
そう、ジョン・コルトレーンなのだが、一応1966年7月に来日したものの、ビートルズとかぶっていた事実はないようだ。惜しい!
誰かそのあたりを歴史改変するフィクションを書いてみないか?
ジョン・コルトレーンの来日公演は、本人の希望で被爆地である広島と長崎で行われたことは知られる。故郷で行きつけのジャズバーでその話をふったところ、還暦過ぎのマスターもさすがにその長崎公演には行ってなかった。
当時の長崎にもジャズの聴き手はいただろうが、当時コルトレーンは既にフリージャズ期で、行った人もぽかーんだったんじゃないの? とマスターは語るが、故郷でコルトレーンの長崎公演の話をまったく聞かないことを見ると、おそらくそんなところなのだろう。
ジョン・コルトレーン「至上の愛」の真実[新装改訂版] (スピリチュアルな音楽の創作過程)
- 作者: アシュリー・カーン,川嶋文丸
- 出版社/メーカー: DU BOOKS
- 発売日: 2014/10/10
- メディア: 単行本
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