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今年は遠藤周作没後20年、そして『沈黙』刊行50年なのか……

ブレイディみかこさんの『ヨーロッパ・コーリング――地べたからのポリティカル・レポート』の読書記録を書きたいのだが、どうにもそのための時間が捻出できず、更新が滞るままなのもなんなので、ちょっとこの話題を。

うっかりしたことに、2016年の今年が遠藤周作の没後20年、そして代表作である『沈黙』が刊行されて50年になるのをこの記事を見るまで忘れていた。そうか、彼はワタシが新入社員の年に死んだんだよな。

遠藤周作はワタシにとってとても大事な作家なのでこの記事に目がいったわけだが、この夏開催されるシンポジウムなどイベントの情報を予め知っていたら、帰省のスケジュールを変えたのに! と残念にも思った。

イベントの詳細については遠藤周作文学館のサイトを見ていただくとして、長崎ブリックホールで開かれる国際シンポジウムは早くも申込者が400人の定員に達したとのことで、これはこれで自分はどうせ行けなかったのだと慰めにもなる。

そういえば昔、遠藤周作文学館にて対談を収録したことがあったが、当時と地名などがまるで変わっていたりする。当時は一族の墓がまだ近くにあったので行く機会が多かったが、現在では様々な事情がありなかなか行く機会がなくなった。

それでは4年前だかに遠藤周作文学館から撮影した角力灘や文学館から少し離れたところにある『沈黙』の碑の写真を以下埋め込んでおく……と思ったら、はてなダイアリーInstagram には対応してないみたい。クソが。

仕方ないのでリンクだけはっておく。

『沈黙』の碑には、以下のようにある。

人間が
こんなに哀しいのに
主よ
海があまりに
碧いのです

そういえば数年前にブレイディみかこさんにお会いしたとき、『沈黙』のマーティン・スコセッシの映画化 Silence は確か製作が止まっていた状態で、二人でしきりに残念がったものである。

しかし、ありがたいことになんとか今年公開できるところまで来た。題材が題材だけに、『最後の誘惑』のときみたいな面倒なことになるにしろ、世界的大ヒットは望めないが、一時期を思えば完成にこぎつけただけでありがたい。

ただ一方で、その映画版の撮影を誘致できなかった長崎県長崎市はその不甲斐なさを大いに恥じるべきだ。

沈黙 (新潮文庫)

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