Apple の創業50周年を受けて記念イベントが世界各地で開催されたが、50周年に合わせてデヴィッド・ポーグの Apple: The First 50 Years という本が先月刊行されている。
608ページ、しかも360ものフルカラーの写真をフィーチャーした大著とのことで、果たして邦訳は出るでしょうか。
個人的に面白いと思ったのは、Slashdot のストーリーに紹介されている、スティーブ・ジョブズが iPod の試作品を水槽に投げ込み、「中に気泡があるなら、まだ余裕がある。もっと小さくしろ!」と叫んだ逸話がこの本でも取り上げられていること。
そして、ここからが重要なのだが、「実際にはそんなことは起こらなかった。これはアップルの神話の一つに過ぎない」という但し書きがある。つまり、このジョブズの鬼畜エピソードは真実ではない。
この話は、日本では2017年にネットロアをめぐる冒険における検証記事で明確に否定されているが、世界的に広まっていたのかもね。著名ジャーナリストの手による書籍で否定されることで、さすがにこの話が蒸し返されることはなくなるのではないか。

