増井俊之さんが、Wiki が学習用途に向いているように思えるのに流行っていないことに疑問を呈している。
情報間にリンクを張りやすいとか/ Web情報にすぐアクセスできるとか/ 対話的なコンテンツを使えるとか/ 情報編集によって記憶が増強されるとか/ 勉強に向いた要素が満載だと思うのだが何故人気が出ないんだろう?
それはワタシが今回の Software Design に書いた話と関係していて、やはりその適用範囲となるコミュニティの特質や構成員のリテラシーに適したすり合わせが足らなくて成功していないのだ……と思ったら、増井さんは「自習」の意味で書かれたのか。うーむ。
コメント欄で紹介されている「Wikiで勉強に挫折した理由」は上に書いたことと合致するだろう。これはより良いCMSを作る話とも関係するが、やはりユーザに初期段階でクイックウィン体験を与えないといけない。その後に続く見た目重要の話もそれに関係するだろう。
あと関係ないが、同じく増井さんのブログで紹介されていた「苦手は研究の母?」も面白かった。