Boing Boing や ReadWriteWeb で話題になっているが、技術ブログの黄金時代は終わったそうだ。
Jeremiah Owyang が挙げる理由は以下の4点。
- 企業買収がイノベーションを阻害
- 技術ブログからの主要タレントの離散
- オーディエンスのニーズの変化:より速く、よりニッチに、ソーシャルに
- 界隈が成熟するにつれ、ビジネスモデルが新参が入り込む余地を凝固させる
昨年の TechCrunch を巡る騒動を見れば上二つは分かるし、昨年末には ReadWriteWeb も買収され、こちらからも主要メンバーの離脱が起きている様子。
ただ著者は技術ブログはこれで終わりと言ってるわけではなく、新時代が到来するだろうと予測している。新しいパイオニア、スターが登場するはずだし、メディアミックスによる新たなコンテンツ形態も生まれるだろうと予測している。
この手の言説が往々にしてそうであるように、反論も多く出ているので、上のリンクから辿ってそれらを見るのも楽しいかもね。

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