今月のはじめ、米国社会科学研究法議会(SSRC)というところからメールが届いた。
ちゃんと yomoyomo 宛てで、正直なんじゃらほいという感じだったのだが、その週末東京に遊びに行く予定で、その準備に忙しかったためメールをちゃんと読まないままになっていた。
で、先週ようやくメールのことを思い出して読んでみたのだが、安倍フェローシップコロキアム「ネットワーク中立性の経済学:通信品質をめぐる分析」という講演のお知らせだった。
コロキアムだかコロシアムだか知らないが、なんでそのお知らせがワタシのような場末の雑文書きの元に来るのかよく分からなかったのだが、これは「ネットワーク中立性の死とともに我々は現在のインターネットを失うのか?」を知った SSRC の方がワタシにお声をかけてくださったのだ、と今更ながら気付いて恐縮してしまった。
開催されたのが平日なので、どのみち田舎暮らしのワタシは参加できなかったのだが、驚いたのは関係者とワタシのすれちがいである。
司会をされた GLOCOM の渡辺智暁さんは、前週末ワタシも参加した ICPC 2013秋会合でお見かけしているし、講演者の実積寿也九州大学大学院経済学研究院教授とは、「初来福の津田大介を村さ来に連れていった男の弁明」の冒頭に引用されている津田大介と福岡在住の人たちと食事会でお目にかかっていたのだ(おい、誤解すんなよ。実積先生まで村さ来に連れていったわけじゃないぞ!)。
なんという偶然というかめぐり合わせか。なんだ実積先生の研究テーマと近いところを文章にしてたんだな。この日の講演スライドは Slideshare に公開されている。
時間を見つけて先生の著書も読んでみないといけないのだが……
- 作者:寿也, 実積
- 発売日: 2013/06/12
- メディア: 単行本
- 作者:実積寿也
- 発売日: 2013/10/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)