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モンティ・パイソン ある嘘つきの物語 〜グレアム・チャップマン自伝〜

Blu-ray が出たとき買っていたが、ようやく観る時間がとれた。

本作はグレアム・チャップマンの自伝のアニメ映画化だが、場面ごとにアニメの手法はどんどん変わっていて、それは必ずしも効果的に機能しているわけではないのだが、グレアムがアルコール依存症の禁断症状に苦しむ場面はよくできていた。あといきなりジークムント・フロイトがクレーアニメで登場して、しかも女性の声で喋り出すヘンな場面があるのだが、あの声をやってたのがキャメロン・ディアスだったのな。

グレアム・チャップマンの自伝なのでゲイセックスの場面もふんだんに出てくるし、パイソンのライブでもおなじみの69賛歌 "Sit on My Face" がフィーチャーされているが、アルコールびたりの退廃的なライフスタイルにおける女性の娼婦とのセックス、そして二人目いくの? と思わせておいて、そうじゃないと思いきや……の場面には笑ってしまった。

単純にモンティ・パイソンが好きなだけでは楽しめない作品だと思う。その他人の名声を自分のものと勘違いする有名人病がはびこるハリウッド的ライフスタイルに対して、結局グレアムがどういう対処をとったのかはっきりせず、また晩年のグレアムの姿が描かれているわけでないので最後に尻切れトンボ感があるのは否めない。

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