この記事でインタビューを受けている Kai-Fu Lee は、マイクロソフトや Google の中国支社で要職を務めたとても著名な人で、スティーブン・レヴィ『グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ』の中国の章で名前が出てきたのを覚えている人もいるかもしれない。
その彼の新刊のテーマは AI なのだが、中国の優位性を主張していて気になる。
AIは発見から実装のフェーズに入った。新しいアルゴリズムを発見した人が有利だった時代は終わり、今重要なのは実装。多くの資金とデータを持って早く動くところが勝つ。この意味で中国は有利だ。
https://aishinbun.com/comment/20180922/1735/
その今日発売になる新刊については公式サイトができているので、詳細はそちらを見てもらうとして、China Vs. US というページがありますな。
マイクロソフト CEO のサティア・ナデラ、(先日 TIME 誌を奥さんとともに買収したのがニュースになった)Salesforce のマーク・ベニオフ、そしてアリアナ・ハフィントンといって著名人が推薦の言葉を寄せているが、当然ながらというべきか Google 関係者の名前はない。
AI Superpowers (International Edition): China, Silicon Valley, and the New World Order
- 作者: Kai-Fu Lee
- 出版社/メーカー: Mariner Books
- 発売日: 2018/09/25
- メディア: ペーパーバック
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AI Superpowers: China, Silicon Valley, and the New World Order (English Edition)
- 作者: Kai-Fu Lee
- 出版社/メーカー: Houghton Mifflin Harcourt
- 発売日: 2018/09/25
- メディア: Kindle版
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これは邦訳出るやろうね。