2年以上前になるが、太極拳の達人でもあるルー・リードが音楽、瞑想、武術について書いた文章をまとめた本である The Art of the Straight Line を紹介していたが、邦訳を期待しながらも、正直これは難しいかなと思っていた。
しかし、田中泯氏の投稿で、来月『ルー・リード 俺の太極拳』として邦訳が出るのを知る。
えらいぞ、国書刊行会!
ワタシも2003年のルー・リードの来日公演に太極拳の師匠が参加されているのを見て大層驚いたもので、失礼なことを書いたものだが、彼の太極拳への取り組みはその時点でかなりの年月を経ており、それは彼の臨終のときまで続いた。
それにしても、ルーの死に際しての表情ほど驚きに満ちたものをわたしは見たことがない。ルーの手は水の流れのような、太極拳の21式の動きを辿っていた。目はしっかり開いていた。わたしは自分の腕の中にこの世で一番愛しい人間を抱えながら、死にゆくルーと言葉を交わしていた。そしてルーの心臓が止まった。
ルー・リードとの出会い、結婚、そして死を妻のローリー・アンダーソンが語る (2013/11/07) 洋楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)
この本は太極拳を中心として、これまで未発表だった彼の文章や写真がローリー・アンダーソンの手により編集されたものであり、もちろん買いますよ!

