WirelessWire News で「監視国家化・権威主義化する米国、テクノオリガルヒ、ポストアメリカ的インターネットの可能性」を公開。
今回の文章を書くのにかなり時間がかかった。
正確に書けば、書き出すまでに逡巡があった。
正直なところ、政治的なことには安易に首をつっこみたくない気持ちはある。どういう立場で書こうが、イヤな反応をもらうことが分かっているので。
「2026年のテックを占う」みたいな穏当な話題にしようかと何度も方向転換しかけ、いや、やはりこれを書こうと決めてからもなかなか腰があがらなかった。
今回の文章は、話を広げ過ぎないようにしている(だから、いつもよりは少し短くて済んでいる)。
アメリカの話題とはいえ、トランプ政権のベネゼエラでの軍事作戦には触れていないし(それにともなうサイバー攻撃については小林啓倫氏の文章を読んでください)、ICE の事件についてもその後の AI を使った工作の話には触れていないし(それについては新聞紙学的などを読んでください)、またテックオリガルヒ関係ではピーター・ティールの「世界の終わりへの航海」にも触れていない(それについては柳澤田実氏の解説を参照ください)。
それはそれとして、「トランプ米政権が検察に圧力、ICEに射殺された被害者に罪着せる要求 検事が相次ぎ辞任」とか、とにかくひどい話である。
読めば分かることだが、今回の文章は一田和樹氏の仕事に多くを負っている。氏とワタシの思想信条が同じということはもちろんないのだけど、今回は特にお世話になった。
