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開かれた政府と「透明性」の副作用

こないだも書いたが、ローレンス・レッシグAgainst Transparency を読もうと思いながらその長さにたじろいでいたところ、あきみちさんがこれに関するエントリを書かれていた。素晴らしい。

透明性が礼賛されるところにあえてこういう文章をぶつけるところがかつての『CODE』の頃を思い出させる。実際透明性にも副作用はあるだろうというレッシグの主張は分かるのだけど、彼の挙げている例にすんなり同意するかというとちょっと首を傾げるところがあるというのがワタシの感想。

それはともかく Gov 2.0 Summit を立ち上げたオライリーからズバリ Open Government という本が来年1月刊行される。

Open Government: Collaboration, Transparency, and Participation in Practice

Open Government: Collaboration, Transparency, and Participation in Practice

この本がレッシグの懸念も射程に捉えているかどうかが評価の分かれ目になりそう。

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