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インターネットは書くことをより良いものにしている?

メディアが言葉に影響を与えるのは不思議なことではない。インターネットも言葉を変えるところはあるだろう。でも、それはどちらかという悪い影響として語られることが多かった。

それに対して、「インターネット言語学者」を自称するグレッチェン・マカロック(Gretchen McCulloch)の初の著書『Because Internet: Understanding the New Rules of Language』は、インターネットは我々の言葉をかつてないスピードで、しかも興味深い形で変えつつあると説く本である。

ワタシはこの著者のことを Wired に掲載された「デジタル時代の子どもたちは、絵文字からも「言語」を学ぶ」で知ったが、それこそ絵文字を含めた、インターネット上で使われる informal language の研究家である。

そして、著者はその informal language を formal language より劣るものとみなしていないのだが、それは彼女が新刊を告知するツイートでも明らかである。

おいおい(笑)。案の定ネタ元である Slashdot では、「んなわけねーだろ」的意見も多いが、コリィ・ドクトロウも賛辞を寄せている

彼も書くように informal language の研究は難しい。問題はここでの informal language とはすなわち informal English なわけで、必然的にネットスラングやら略語が多用される本の邦訳は難しいのかもしれないね。

果たしてこの著者の議論を日本語圏のインターネットに当てはめた場合はどうだろうか?

Because Internet: Understanding the New Rules of Language

Because Internet: Understanding the New Rules of Language

Because Internet: Understanding the New Rules of Language (English Edition)

Because Internet: Understanding the New Rules of Language (English Edition)

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