およそ4年前にクエンティン・タランティーノが映画論の本を出すことを取り上げた。実際、その『Cinema Speculation』はその年の秋に刊行され、じきに邦訳も出るだろうと当然のように思っていたが、なかなか話を聞かずに不思議に思っていた。
しかし、来月『おれの映画人生』の邦題でようやく出るのを知った。
ちゃんと邦訳が出るのは喜ばしい話なのだが、タイミング悪くというべきか、タランティーノの(最後の?)新作の話は一向に聞こえてこず、というか彼は今「もう映画おもんない。本読むほうがマシ」モードになっているのはなんとも皮肉な話である。

