犬にかぶらせろからトラックバックをいただいたので、id:gotanda6 さんに敬意を表してディスコな話題を。
Boing Boing に取り上げられているが、デビッド・バーンのラジオ局 Radio DavidByrne.com は今月は「オールドスクールなクラブミュージック」すなわちディスコな選曲になっている。デビッド・バーンは今月セレクトした楽曲について以下のように書いている。
These songs may have been what folks were referring to when a certain portion of the population held up “disco sucks” banners in the 80s.
トーキング・ヘッズの楽曲でも "Life During Wartime"(アルバム『Fear Of Music』収録)の中に、"This ain't no party / This ain't no disco / This ain't no fooling around" という歌詞があったっけ。彼らのベスト盤『Sand In the Vaseline』(asin:B000002LRK)のブックレットではバーンがこの部分について、「ふざけた歌詞だよね」とディスコを擁護していた覚えがあるが、どうやら今月のプレイリストは現在の彼が取り組んでいるプロジェクトに関係しているようで興味深い。やはり彼も Evelyn "Champagne" King とか好きなんだね。ワタシもこれを聞いて曲名を知ったのとかある。
さて話は変わって、今 Ajax を利用したウェブグループウェアを提供する Zimbra という企業が注目を集めているが、この Zimbra という言葉をはじめて聞いたのは、前述の『Fear Of Music』の一曲目 "I Zimbra" だったりする。ところで多くの人が知りたがっているくせにちょっと聞きにくいこととして……Zimbra って何?(笑) 地名?
ヘッズの『Fear Of Music』は、件の "I Zimbra" に代表されるアフリカンビートの導入という文脈で語られるアルバムだが、同時にジャケット、曲タイトルにいたるまでシンプル、クールにコントロールされたヘッズ流ホワイトファンクの完成形が堪能できるアルバムでもある。
- アーティスト: Talking Heads
- 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD
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