当サイトでは The Goog Life の著者としておなじみ若き天才ハッカー Aaron Swartz が、55 Ways to Have Fun With Google の著者としても知られる Google Blogoscoped の Philipp Lenssen のロングインタビューを受けている。
まず驚いたのは、Aaron Swartz がヒゲのかっちょよいニーチャンになっていたこと。このインタビューにも掲載されてるレッシグ教授と写ったティーンエージャー時代の写真しか知らなかったので、若いって素晴らしいなぁ、とおっさんのワタシは思ったことよ。
インタビュー自体ものっけから Reddit をクビになった話から始まって衝撃的。知らなんだ。買収され、起業モードでなくなった企業で働くのは、彼のような俊英には退屈だったようだ。
他にも Creative Commons、コンピュータ業界の女性嫌悪の問題、W3C、web.py、Google、チョムスキー、Wikipedia と話題は多岐にわたりまくりで、本当にこの人はこの年齢でなしてきた仕事の幅広さに驚かされる。ワタシなどこのインタビューを読むまで、彼が Google Weblog をやっていたことを忘れていたよ。
一番気になるのはやはり Google の話だが、Google には何度も出向き、仕事のオファーも何度ももらったことがあったので、The Goog Life を書いたのが「酸っぱいブドウ」だというのは的外れだと一蹴し、Google で働かなかった理由をだいたい以下のように述べている。
スタンフォード大学在学中は、ちゃんと卒業しなくちゃと思っていたので Google で働きたいとは思わなかった。Reddit にいた頃は、スタートアップで働くほうがずっとエキサイティングだったのでやはり Google で働きたいとは思わなかった。で、今は、IPO した後 Google はかつてほどエキサイティングな場所ではなくなっちゃった。知り合いの Google 従業員に聞いても、誰もグッとくるような仕事をしちゃいない。
Google Blogoscoped はクリエイティブ・コモンズ指定されているし、面白いインタビューなので、誰か訳してみません?