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モーフィンのアルバムとマーク・サンドマンの伝記映画について

Amazon で980円以下で売ってる輸入盤を取り上げる「Amazon980円劇場」だが、皆がビートルズの曲がようやく iTunes で買えるようになったことを取り上げてるのをガン無視して、今回は90年代に活躍したローファイロックグループのモーフィンのアルバムをご紹介。

Like Swimming

Like Swimming

Night

Night

これらのアルバムがロック史に残る作品かというとはっきり言ってそれはないだろう。ならばなぜモーフィンを取り上げるのかというと、このバンドのフロントマンだったマーク・サンドマンの伝記映画 Cure for Pain: The Mark Sandman Story が作られたことを Hotwire Japan で知ったから、そして何よりワタシがマーク・サンドマンを大好きだったから。

モーフィンというとマーク・サンドマンの2弦ベースにサックスとパーカッションというユニークなバンド編成と彼らが作り出す癖のあるローファイなサウンドが特徴的である。

そして、ワタシにとっては、バンドの顔であるマーク・サンドマンダンディーでありながら肩の力の抜けたユーモアととぼけた味わいのある存在感もこのバンドに独特のニュアンスを加えていた。

上に取り上げた2枚のアルバムは、映画のタイトルにもなっている出世作『Cure For Pain』の後に作られた後期の作品で、バンド編成のユニークさに依存しない音を作る、そして彼ら最大の持ち味と言われたライブの良さをアルバムに再現するという二つの命題にチャレンジし、正直それを乗り越えられてはいないが、その糸口が見えてきた作品とも言える。

それだけに1999年にサンドマンが心臓発作でこの世を去ったのは残念だったが、死後10年経って伝記映画が作られるのは、彼の人間的な魅力がそこまで周りに認められていたということだろう。

映画は大好評とのことだが、日本での公開はさすがに無理としても、これでモーフィンが再評価されて日本でも DVD 化されると嬉しいな。

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