ふと、今年は山形浩生が翻訳や共著など関わった書籍がほとんど月刊状態で出た(ことになる)のに気付いて慄然とした。
- 殺人ザルはいかにして経済に目覚めたか?―― ヒトの進化からみた経済学
- この世で一番おもしろい統計学――誰も「データ」でダマされなくなるかもしれない16講+α
- 太平洋の赤い星
- 青木昌彦の経済学入門: 制度論の地平を拡げる (ちくま新書)
- ヴァリス〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)
- お金の改革論 (講談社学術文庫)
- 野蛮な進化心理学―殺人とセックスが解き明かす人間行動の謎
- 経済学をまる裸にする 本当はこんなに面白い
- 統計学をまる裸にする データはもう怖くない
- バロウズ/ウォーホルテープ (SPACE SHOWER BOOks)
- 無敵の天才たち スティーブ・ジョブズが駆け抜けたシリコンバレーの歴史的瞬間
- 「お金」って、何だろう? 僕らはいつまで「円」を使い続けるのか? (光文社新書)
- 21世紀の資本
対談者としての登場の『青木昌彦の経済学入門』をのぞいても12冊、単純計算で月一ペースである。
共産主義三部作のような一冊あたりが長大になるものもあるから冊数だけでは判断できない、訳書のほとんどが共訳であるなどいろいろ事情はあるが、それでも恐ろしいことだと思う。
2014年は、山形浩生にとって(産んだのが当人でないものも含め)もっとも多産だった年として記憶されるのではないか。