公開日に吹替版を観たが、久方ぶりに両側の席とも埋まった、ほぼ満席の劇場での映画鑑賞となった。
ワタシは MCU が積極的に嫌いとこれまで何度も書いてきたが、しかし、その頃はまさかマーベルがここまで落ちるとは思ってなかった。そんなワタシだが、トム・ホランドのスパイダーマンは、『ホームカミング』、『ファー・フロム・ホーム』、そして『ノー・ウェイ・ホーム』といずれも好きである。やはり、トム・ホランドの佇まいがいいんだろうな。
前作での最後、マルチバース(ほんとクソ)の侵蝕を止めるため、ピーター・パーカーについての記憶をすべての人々から消し去ってもらう決断をし、なんとも切ない三部作の締めとなった後にどんな続編があるんだと本作には懐疑的だったが、さすがこのシリーズは期待を裏切ることはなく快調な映画になっていた。
やはり、親愛なる隣人としてのスパイダーマンがいいんですよね。まぁ、旧三部作を凌駕する出来、とは言いませんが。
『ストレンジャー・シングス』のセイディー・シンクや『ベター・コール・ソウル』のマイケル・マンドなど、ワタシ的に Netflix でおなじみの人々が出ていたのも嬉しかったな。
ワタシはアメコミの読者ではないので、ジーン・グレイの人に憑依する特殊能力を予想しておらず、『悪魔を憐れむ歌』という30年くらいの前の映画を連想したが、ちょっとだけホラー味がある。そうそう、これは説明しにくいのだが、ホラー味といえば、グロくないデヴィッド・クローネンバーグ味も少し感じた。
あと、ブライアン・イーノの "St. Elmo's Fire" はどこで使われてたっけ?
