当ブログは YAMDAS Project の更新履歴ページです。2019年よりはてなブログに移転しました。

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CreativeCommons

ヨハイ・ベンクラーの新刊はアメリカ政治におけるネットワークを利用したプロパガンダがテーマ(全文オンライン公開あり)

調べものをしていて、ヨハイ・ベンクラーの新刊(共著)が今月出ているのを知った。Network Propaganda: Manipulation, Disinformation, and Radicalization in American Politics作者: Yochai Benkler,Robert Farris,Hal Roberts出版社/メーカー: Oxford Un…

100年以上前に書かれた有名なプロテストソング「We Shall Overcome(勝利を我等に)」がようやくパブリックドメイン入り

'We Shall Overcome' Overcomes Bogus Copyright Claim -- Officially In The Public Domain | Techdirt 100年以上前に書かれたゴスペルソングであり、1960年代以降、ピート・シーガーやジョーン・バエズといったフォークシンガーによって歌われることで、プ…

CC理事だったジェームズ・ボイルがグラフィックノベルで解き明かす音楽の2000年の歴史

The staff of music is long, but it bends towards harmony: An interview with the authors of Theft! A History of Music - Creative Commons デューク大学法学校の教授であるジェームズ・ボイルのことは、山形浩生の査読評価書で知り、その後シェイクス…

2018年にパブリックドメイン入りする作家は誰か

Class of 2018 – The Public Domain Review 日本の著作権法では、著作者の死後50年が保護期間だったのが、TPP によりアメリカと同じく死後70年になりそう……と思ったら、ドナルド・トランプ大統領誕生によって TPP の枠組みがいったん頓挫し、著作権保護期間…

Red Hatコミュニティ主導による「オープンな組織論」本が公開されている

Download the next Open Organization book now | Opensource.com Red Hat の CEOが組織論の本を出した話を紹介したのが2年以上前だが、昨年その邦訳も出た。オープン・オーガニゼーション 情熱に火をつけて成果 を上げる新たな組織経営 (Harvard Business R…

『データ・ジャーナリズム・ハンドブック』日本語版リリース記念イベントが開かれる

The Data Journalism Handbookの日本語版を 無料で公開 「The Data Journalism Handbook」日本語翻訳版 リリース記念イベント 『The Data Journalism Handbook』のことはここでも何度も取り上げているが、遂に日本語翻訳版が完成したんですな。で、それを記…

3Dプリントでできた物にはどのようなライセンス表示をすべきか?

3Dプリントでできた物にはどのようなライセンス表示をすべきか? | クリエイティブ・コモンズ・ジャパン このエントリに出てくる「Shapeways(シェイプウェイズ)のマイケル・ワインバーグ」とは、およそ一年前に正式版が公開された『3Dプリンティングと著作…

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの写真の誤用により公の謝罪につながった話

Misuse of Creative Commons-licensed photo leads to public apology – Wikimedia Blog Niccolò Caranti という人が、イタリア人ジャーナリストの写真を CC BY-SA 4.0 の条件下で Wikimedia Commons に公開した。で、その被写体である Federico Rampini が…

『3Dプリンティングと著作権を考える』の著者による新たな白書『3Dスキャニング:著作権のない世界』

Shapeways Blog - New Whitepaper on 3D Scanning and (the Lack of) Copyright ワタシも『3Dプリンティングと著作権を考える』を訳している Michael Weinberg が新たな白書 3D SCANNING: A WORLD WITHOUT COPYRIGHT(リンク先 PDF ファイル)を書いている。…

『Mastering Bitcoin』日本語訳がネット上に全文公開されていた

こないだ「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2016年版)」で、ビットコイン/ブロックチェーン本の邦訳が未だ出ていないと書いた。のだが、その後 id:ryozo18 さんに、『Mastering Bitcoin』は既に九カ国語に翻訳されており、その中に日…

『Data Journalism Handbook』の翻訳がほぼ完了&レビュー参加募集中

立薗理彦さんのツイートで、The Data Journalism Handbook の翻訳プロジェクトの進捗状況を知る。データ・ジャーナリズムに関する手法の解説や事例紹介を収めた「Data Journalism Handbook」の、有志による翻訳プロジェクトをしています。翻訳がほぼ完了し、…

Wikipediaコミュニティ文化考察本『Good Faith Collaboration』の日本語訳が完成に近づいていた

Wikipedia を支えるコミュニティ文化を考察する Joseph Reagle の『Good Faith Collaboration』のことは、5年前くらいにここでも取り上げているが(その1、その2)、その日本語訳が、およそ5年のときを経て、徐々に完成に近づいているのに今更気づいた。ワタ…

ドストエフスキー『罪と罰』が刊行されて150年&米川正夫氏の訳業のパブリックドメイン化

Facebook で知ったのだが、今年の1月で、ドストエフスキーの代表作『罪と罰』がロシアで刊行されて150年になるそうな。言われてみればそうはそうだなのだけど、150年以上前に書かれた作品が今なお世界中で読まれているてすごいよな。『罪と罰』はワタシも大…

アンネ・フランク財団の主張は認められず『アンネの日記』はパブリックドメイン入り(ついでに書くとアドルフ・ヒトラー『我が闘争』も)

Anne Frank's diary is in the public domain; editors aren't co-authors / Boing Boing アンネ・フランク財団が、アンネ・フランクの父親オットーが『アンネの日記』の「共著者」として著作権保持を主張しているという話は以前取り上げたが、そんな主張は…

アンネ・フランク財団、彼女の父親が『日記』の「共著者」として著作権保持を主張

Anne Frank’s Diary Gains ‘Co-Author’ in Copyright Move - The New York Times アンネ・フランクの『アンネの日記』が本になる際に、彼女の父親であるオットーが編集を行い、プロローグを書いており、また彼の「編集」がその後『日記』の完全版が出る理由…

今年もCreative Commons本家に寄付をした

例によって、今年も Creative Commons 本家に寄付をした。正直、もう今年でそろそろ打ち止めにしようかねぇと思っている。最近 CC で大きな話題というと、CC BY-SA(表示-継承)4.0 と GNU GPL version 3.0 との(BY-SA から GPL 側への一方向の)互換性が認…

最初期の有名ブロガーのジャスティン・ホールの伝記映画『Overshare』が面白く、ソーシャルメディア時代の今なお教育的

Overshare: Justin Hall's biopic about the first social media/blogging - Boing Boing ブログ草創期に有名ブログ links.net を運営したジャスティン・ホール(Justin Hall)の伝記映画(といっても、ジャスティン自身が進行役を務めている)『Overshare』…

Creative Commonsが初のKickstarterキャンペーンに挑戦中

CC’s first-ever Kickstarter campaign ― join us! - Creative Commons Made with Creative Commons: A book on open business models by Creative Commons ― Kickstarter Creative Commons というと、こないだ CC License 4.0 日本語版がリリースされたが(…

NoTCP Manifestoの日本語訳が公開されている

The NoTCP Manifesto のことは……そうそう、O'Reilly Radar 経由で知ったのだが、正直文脈がよく分からなかったので、少し時間ができたら訳してみようかと思っていた(原文が CC BY-SA ライセンスだし)。そうして例によって手をつけずにいたら、日本語訳が公…

3Dプリントしたものをライセンスする3つの手順

Boing Boing で知ったのだが、Michael Weinberg が 3 Steps for Licensing Your 3D Printed Stuff(リンク先 PDF ファイル)という文章を公開している。これはワタシが訳した『3Dプリンティングと著作権を考える』の続編的文章と言えるだろうか。今回の文章…

内部告発.jpよりも楽しみなデジタルコンテンツ検証ハンドブックの翻訳

八田真行がウィキリークスの日本版を作るという正確でない記事がいくつか出たが、内部告発サイト Whistleblowing.jp(内部告発.jp)の構想についてのスライドが公開されている。 Whistleblowing.jp (内部告発.jp)の構想(The concept of Whistleblowing.jp…

今年もCreative CommonsとWikimedia財団に寄付した

ワタシはオープンソース〜フリーカルチャー関係の団体に毎年寄付を行っており、そのようなネット上の活動に密接に関係した寄付についてはブログ上で情報開示を行っている。……という前口上もコピペで済ませているが、今年も Creative Commons と Wikimedia Fo…

今月のFirst MondayはNapster誕生15周年記念特集号

ここでもたまに紹介しているオンライン専門論文誌 First Monday だが、最新の2014年10月号は、「Napster から15年:デジタル音楽配信再考」と題した特集号になっている。ここに収録された12本の論文(と1本の論説)はすべて Napster を契機として決定的に変…

Wikimedia Commonsができて10周年を迎える

Will you join in celebrating the 10th anniversary of Wikimedia Commons? - Wikimedia blog 誰でも自由に利用できる画像、音声、動画他の集積を目的とする Wikimedia Commons が開始10周年を今日迎えている。そうか、Wikimedia財団が立ち上がって10年だっ…

IPAがGNU GPL v3の逐条解説書を公開している

cetacea さんのツイートで知ったのだが、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)がフリーソフトウェアライセンス GNU GPL v3 の逐条解説書を公開している。これ250ページをこえる書籍化されてもおかしくない分量で驚いた。当然ながら、ライセンスの日本語訳を…

荒川靖弘さんによるクリエイティブ・コモンズ・ライセンスについての現在日本語で書かれたもっとも適切な解説

About CC-License (HTML5 練習用) -- Baldanders.info 荒川靖弘さんによる「クリエイティブ・コモンズ・ライセンスについて」だが、これはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスについての日本語で書かれたもっとも適切なウェブ上の解説だと思う。CC ライ…

TPP交渉担当者への公開書簡:著作権期間延長には意味がない

An Open Letter to TPP Negotiators: Copyright Term Extension Makes No Sense - Creative Commons クリエイティブ・コモンズや電子フロンティア財団など30を超える団体が TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の交渉担当者への公開書簡を出している。内容は…

岩谷宏のクソ訳はどうでもいいとして、Aaron Swartzの伝記映画が公開されている

Reddit協同ファウンダAaron Swartzの死が示している重要な問題、映画「インターネットの嫡子」が一般公開へ - Techcrunch Aaron Swartz についてのドキュメンタリー映画の話は、昨年末に「今年のうちに見ておきたい講演その他(その2):Think different. Th…

「The Data Journalism Handbook」翻訳&勉強の会が6月21日に開催

「The Data Journalism Handbook」翻訳&勉強の会 : ATND The Data Journalism Handbook のことはここでも何度も取り上げてきたし、その翻訳プロジェクトにも参加している。が、その翻訳プロジェクトは残念ながらずっと停滞している。今回その翻訳&勉強の会…

達人出版会において長尾真『未来の図書館を作るとは』公開

取り上げるのが遅くなってしまったが、ワタシもお世話になっている達人出版会において『未来の図書館を作るとは』が公開されている。CC BY-NC-SA 4.0 のもとで公開されており、無料でダウンロードできる。本書は国立国会図書館館長だった長尾真氏の図書館論…

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