何度も書いているが、Internet Archive はウェブサイトのアーカイブをやるだけでなく、パブリックドメイン入りした映像作品などをダウンロードできるようにしている。
こないだ Spotlight Item が Carnival of Souls になっていて、あ、これって『恐怖の足跡』じゃないかと驚いた。このカルト映画もパブリックドメイン入りしてたんやね。
しかし……パブリックドメイン入りして自由にダウンロードできるとしても、我々にはまだ壁が残っている。言語の壁だ。さすがに初見の映画を字幕なしじゃつらすぎる。
字幕製作が簡単な作業じゃないことは承知しているが、英語台本もある映画ならそうした世界のプロを目指す有志が独自の字幕を付加し、その動画を公開するというのはどうだろう。
うーん、やはり現実的でないか。しかし、こういうののためなら喜んではてなポイントを500ポイントでも1000ポイントでも投げ銭するのだが。
要ははてな投げ銭がマイクロペイメントのインフラになってくれればということである。「銭まくど、銭まくど、銭まくさかい風流せい!」の快感がないという Moleskin さんの指摘はもっともなのだが、yukatti さんの「ぶくま投げ銭は「インフラの整備」、そして――はてなブックマークに投げ銭が実装されて――」を読み、(yukatti さんの意図とはずれるだろうが)この機を逃せば、PayPal がどうにも普及しない日本でマイクロペイメントのインフラができないんじゃないかと悲観的になったりしたもので。