Slashdot や Boing Boing で話題になっている文章だが、OpenStreetMap について人に話したときに多くの人から言われる「Google Maps があるのになんでそれが必要なん?」という疑問に対する反論である。
それは地理情報が巨大ビジネスだからこそ、その情報の利用を特定企業に独占されてはまずいということなのだが、この記事で挙げるのは三つの懸念事項である。
一つ目はマップに掲載する情報を企業が恣意的に決める可能性があること、二つ目はある人の現在地と行くべき場所を企業が決めることができること、そして三つ目はお決まりだが個人のプライバシーの問題。
これらの問題があるので、中立的で透明性があり、自由にデータを利用できる、オープンソースで Wiki 的な選択肢が必要ということなのだが、興味ある方は原文を読んでくだされ。
というか、元々 Serge Wroclawski の個人ブログで話題になったエントリの Guardian への転載なのね。