最近また読書記録に手が回らないうちにいただいた本がたまってきたので、こちらで紹介させてもらう……というのがいつもの口上なのだが、実は以下に紹介する本は一月以上前に献本いただいた本なのである。
前回あわせて紹介しなかったのは、当時ワタシが実家におり、届いていたのに気づかなかったからなのと、以下の二冊についてはちゃんと読書記録を書くつもりだったからだ。
しかし、個人的な事情により、それが大変難しくなってしまったため、不本意ながらブログでの紹介のみに留めさせてもらう。恵贈くださった著者の方には心からお詫びする。
- 作者: 柏木亮二
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2016/08/06
- メディア: 新書
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- 作者: 柏木亮二
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2016/08/12
- メディア: Kindle版
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ブログで紹介した関係で、著者より紙の本を献本いただいた。
まさに今読んでいるところなのだが、フィンテックの『イノベーションのジレンマ』的な破壊性、そしてビットコイン周りは当然として、IoT やら AI やら最近のバズワードがこの「フィンテック」の言葉についても取りざたされる必然性について、単に流行りだわっしょいではなくて、しっかり書いている本だと思う。
- 作者: ブレイディみかこ
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2016/08/17
- メディア: 単行本
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- 作者: ブレイディみかこ
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2016/09/23
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例によって著者に紙の本を献本いただいた。
正直に書くと、本書の帯に著者の顔写真が載っているのにイヤな予感がした。それはこのように著者自身がタレント的(は大げさだが)にフォーカスされることで、日本人的な「最初持ち上げておいて、アラが出たらバッシング」の対象に彼女がなることを心配したのである。
少し前にみかこさんとはメールのやりとりをしたのだが、そのあたりいろいろ大変だろうなと思うところが多々あった。詳しくは書かないが、正直やっぱりねという感想しかない。
本書はそうした意味での日本における困難さも扱った本だろうが、党派性のしがらみで背後から撃たれるような事態にはならないでほしいものだ。