以前マーシャル・マクルーハン生誕100年について書いたとき服部桂さんからメールをいただいた。その後服部さんがワタシのブログでトム・スタンデージの『The Victorian Internet』を取り上げたことがあるのをお知りになったようで、スタンデージの『The Victorian Internet』と『Turk』の二冊の翻訳を手がけられているのを教えていただいた。
で、その二冊の邦訳が来月刊行される。
- 作者: トム・スタンデージ,服部桂
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2011/12/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 4人 クリック: 48回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
- 作者: トム・スタンデージ,服部桂
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2011/12/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 59回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
トム・スタンデージは著名なジャーナリスト・作家だが、彼の本の邦訳はこれまで一冊しか刊行されておらず、今回邦訳される本もかなり前に原書は出ており、もう邦訳は出ないのではないかと半ば諦めていた。これは素晴らしいニュースだと思う。
そうした意味で版元と服部桂さんに深く感謝したい。トム・スタンデージの本だから、中身が簡単に古くなるものではないし。個人的には『The Victorian Internet』のほうに特に興味があるが、服部さんによると『Turk』も面白いらしい。