Music
www.birthdaypartymovie.com取り上げ損ねていたのだが、ニック・ケイヴとミック・ハーヴェイが在籍したバンドとして知られる The Birthday Party のドキュメンタリー映画 Mutiny in Heaven が作られたとな。個人的には、ニック・ケイヴは1989年のアルバム『T…
ウィルコというと、先月新作『Cousin』を発表し、来年3月には来日公演も行われるが、フロントマンのジェフ・トゥイーディーの3冊目の著書となる World Within a Song が来月出る。World Within a Song: Music That Changed My Life and Life That Changed My…
www.vogue.co.jpこれは驚いたねぇ。『シド・バレット全詩集』が来月発売になる。シド・バレット全詩集 サイケデリアの天才が生み出した世界――ピンク・フロイドからソロ作まで作者:シド・バレットDU BOOKSAmazon一年以上前になるが、「シド・バレットの描いた…
www.fukuokacity-kagakukan.jpワタシが住んでいる地方は、ゼロ年代前半あたりまでは洋楽アクトの来日公演も普通に入っていたが、日本経済の衰退とともにそれもなくなってしまった。もともとが出不精なためそれほどこたえていないが、50歳になるワタシもいつ…
www.latimes.com「この秋に読むのを待てない30冊」という Los Angeles Times の新刊本紹介記事だが、この中に Lou Reed: The King of New York というルー・リードの伝記本が、没後10年に合わせてかは知らないが、出るのを知る。Lou Reed: The King of New Y…
www.hotwirejapan.comそうか、OK Go って10年近くアルバム出してなかったんだな。しかし、ダミアン・クーラッシュがアル・ゴアの娘と結婚してるのは知らなかった。調べてみたら、映画『The Beanie Bubble』をダミアン・クーラッシュとその妻のクリスティン・…
Lou Reed: Rachel Says | TIDAL Magazine ルー・リードが2013年に死去した際、マイケル・スタイプは彼のことを「21世紀における最初のクィアアイコン」と呼んだが、これは70年代におけるルー・リードのミューズだったレイチェル・ハンフリー(Rachel Humphre…
鈴木智彦さんのツイート経由で、アンソニー・デカーティスによるルー・リードの決定的伝記本の邦訳『ルー・リード伝』の刊行を知る。ルー・リード伝作者:アンソニー・デカーティス亜紀書房Amazonワタシがこの本の原書をこのブログで紹介したのは2017年末で、…
少し前に、以下のツイートを目にした。For You がリリースされた頃、山下達郎は今のようにリスペクトされる存在ではなく、一般リスナーにとっては「流行り物」で、頭でっかちの音楽好きにとっては「チャラチャラした音楽」と捉えられていたことは、ポップミ…
open.spotify.com速水健朗さんがポッドキャストを「すべてのニュースは賞味期限切れである」あらため「これはニュースではない」という小西康陽リスペクトな名前でリニューアルしている。ワオ!再開1回目はクエストラブ『ミュージック・イズ・ヒストリー』の…
www.u-tokyo.ac.jpワタシは柳瀬博一さんの Facebook 投稿で知ったのだが、あまり話題になってないのでここでも取り上げておきたい。いや、だって、東京大学学位記授与式の総長告辞でドナルド・フェイゲンの「I.G.Y.」の歌詞が引用されてるんだもの。「I.G.Y.…
デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム [Blu-ray]デヴィッド・ボウイAmazonワタシもなぜか GQ JAPAN に追悼原稿を書いた人間なので、行かないというのはありえない。IMAX で観るべき映画と確信していたので、IMAX でやってるうちに行かないと、と無…
yamdas.hatenablog.comデヴィッド・バーンの『HOW MUSIC WORKS』を紹介したのは、2012年の夏、つまりは10年以上前になる。とっくに邦訳は諦めていたのだが、なんと2023年になって『音楽のはたらき』として刊行されるのを知る。ワオ! しかも、翻訳は野中モモ…
yamdas.hatenablog.comボブ・ディランがポピュラー音楽論の本を出す話は昨年のうちに取り上げているが、さすがディラン、それから半年で邦訳『ソングの哲学』が来月刊行される。ソングの哲学作者:ボブ・ディラン岩波書店Amazonこの急ピッチぶりは、やはり4月…
www.j-cast.com旧聞に属する記事だが、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインみたいにライブの客に耳栓を配る話を知る者としては、「ライブ用耳栓を使うのは失礼」ってどういう価値観なんだと不思議に思ってしまう。まぁ、マイブラはちょっと特異かもしれないが…
www.allnightnippon.com高橋幸宏さんの訃報は、新年早々のとても悲しいニュースだったが、これは嬉しいなぁ。YMO が音楽の原体験のひとつであるワタシにとって、オールナイトニッポンと言えば、「高橋幸宏のオールナイトニッポン」だったりする。もっともこ…
モリコーネ 映画が恋した音楽家 [Blu-ray]エンニオ・モリコーネAmazon2023年に生きる人間として、やはり『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を観に行くべきだよなと思いながらも、どうしても3時間超の上映時間に嫌気がさしてこちらに行った……って、おい…
nme-jp.comジェフ・ベックの訃報には驚いた。昨年もジョニー・デップとの共演アルバムを出し、元気にツアーをやってたし、何より若い頃からほとんど変わらない佇まい、要はハゲもせず、太りもせず、精悍さをずっと維持していた人だから。三大ギタリスト(日…
americansongwriter.comあなたが知らないルー・リード「ワイルドサイドを歩け」をサンプリングした3曲……って、最初の二つは有名だろが! と年寄りのワタシは思ってしまうのだが、トライブ・コールド・クエストはともかく、マーキー・マーク&ザ・ファンキー…
はじめに 一年前、「(ニューカマーのみから)2021年ベストアルバムを10枚選んでみた」というエントリを書いたが、今年は曲単位でやろうと思う。そちらのほうが YouTube をはるだけで読者の方にもすぐに楽しんでもらえるしね!2022年にリリースされた曲から1…
yamdas.hatenablog.comビル・ブルーフォードが2009年、60歳になったのを機に音楽業界をすっぱり引退してしまったのはご存じの通りだが、昨年はBlack Midi のモーガン・シンプソンと対談を行ったり、今年に入って自身の YouTube チャンネルを開設し、彼が所属…
www.bbc.co.uk旧聞に属するが、英国を代表する音楽番組「Later... with Jools Holland(ジュールズ倶楽部)」が番組開始から30周年を迎え、それを記念したコンサートが開催されている。少し前に「英国放送協会で放送された偉大な音楽パフォーマンス100選」と…
ameblo.jpキング・クリムゾンについての情報は、DGM Live 本家が非常に活発に情報発信していてそちらで十分だったので、実は DGM ジャパンのオフィシャルブログがアメブロでやってたなんて知らなかった。ドキュメンタリー映画『In the Court of the Crimson …
www.theguardian.com英国放送協会(BBC)のテレビやラジオで放送されたもっとも素晴らしい音楽パフォーマンスを Guardian が100個選んでいるのだが、こういう記事を見ると、BBC は偉大だよなぁとどうしても思ってしまう。一応、番組名の初出時にフルネームが…
www.nytimes.comボブ・ディランが新刊を出すというので、『ボブ・ディラン自伝』(asin:4797330708)の続編かと思ったら(あの自伝の原題は『Chronicles: Volume One』なのよ)、そうではなく The Philosophy of Modern Song とのこと。The Philosophy of Mo…
amass.jpここでも以前取り上げたドキュメンタリー映画『In the Court of the Crimson King』が早くもディスク化とのこと。ワタシとしては映画館で観たいので日本での公開を期待しているのだが、豪華パッケージのようなので日本盤は出ないものかと Amazon を…
旧聞に属するが、アメリカの公共放送(正確には公共放送用の番組制作を行う)NPR の名物企画といえるライブシリーズ Tiny Desk Concerts が1000回を迎えたことを祝う動画を公開している。2008年に始まった、NPR のオフィスの一角を使ったライブシリーズだが…
yamdas.hatenablog.comジャパニーズ・ブレックファストのことは、昨年の『Jubilee』で初めてまともに認知し、一気に好きになった。その彼女が本を出していて、アメリカでベストセラーリストに載った話も紹介済だが、そこでワタシは以下のように書いている。 …
blog.archive.orgインターネット・アーカイブの Live Music Archive が20周年を迎えたことを祝している。その URL から推察される通り、etree.org コミュニティに端を発し、2002年7月に Jonathan Aizen がブルースター・ケールにライブの録音音源のアーカイ…
boingboing.net初期ピンク・フロイドの中心人物だったが、薬物や精神的な問題のため離脱を余儀なくされた「クレイジーダイヤモンド」シド・バレットが絵を描いていた話は何かで読んだ覚えはあるが、彼のその分野の作品を見たことはなかった。なので、1960年…