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2022-01-01から1年間の記事一覧

アムステルダム

アムステルダム ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]クリスチャン・ベールAmazon久しぶりに映画館に出向いた。デヴィッド・O・ラッセルの映画を観るのは『アメリカン・ハッスル』以来か。公開初日に行ったのだが、両隣の席が空いた列を探したら最後列になった、く…

メッセージングアプリSignalが暗号化で妥協しない理由を新プレジデントが語る

www.theverge.comVergeに、9月に Signal Foundation のプレジデントに就任したメレディス・ウィッタカー(Meredith Whittaker)のロングインタビューが掲載されている。インタビューの前説でも触れられているが、彼女は(ケイト・クロフォードとともに)AI N…

ドキュメンタリー映画『クリムゾン・キングの宮殿:キング・クリムゾン・アット50』日本盤が年末に出るのだが……

ameblo.jpキング・クリムゾンについての情報は、DGM Live 本家が非常に活発に情報発信していてそちらで十分だったので、実は DGM ジャパンのオフィシャルブログがアメブロでやってたなんて知らなかった。ドキュメンタリー映画『In the Court of the Crimson …

マーロン・ブランドがクリストファー・ウォーケンに奇妙なダンス番組の企画を持ちかけていた

faroutmagazine.co.ukこの話は知らなかった。20世紀を代表する名優のひとりであるマーロン・ブランドが、そのキャリア末期の1990年代にクリストファー・ウォーケンにある企画を持ちかけていたというのだ。ウォーケンによると、それまで会ったことのないブラ…

『コブラ会』で復活したラルフ・マッチオがダニエル・ラルーソーを受け入れるまでを回顧録で語る

www.nytimes.com『コブラ会』はシーズン4までとても楽しく見せてもらったが、先ごろ Netflix で配信されたシーズン5はもういいかなとパスする予定。『コブラ会』は映画『ベスト・キッド』で敵役で敗者だったジョニー・ロレンスが主人公のドラマだが、『ベス…

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』への反応 その46

一年以上ぶりにやりますよ、『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』反応エントリ!WirelessWire News 連載が復活し、もう『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』のことはいいかとも思ったのだ…

ウィキペディア的に信頼できる/信頼できない情報源一覧が壮観だ

Wikipedia 英語版にはよくこんな情報をまとめているなと思うものがあったりするのだが、そうしたものをまた一つ知ってしまった。私、英語圏のカルチャー系メディアで初めてみるやつに出会したらこれで確認してます…Wikipedia英語版の、どのソースがどれくら…

ボブ・ディランがポピュラー音楽論の新刊を来月出す

www.nytimes.comボブ・ディランが新刊を出すというので、『ボブ・ディラン自伝』(asin:4797330708)の続編かと思ったら(あの自伝の原題は『Chronicles: Volume One』なのよ)、そうではなく The Philosophy of Modern Song とのこと。The Philosophy of Mo…

英国放送協会で放送された偉大な音楽パフォーマンス100選

www.theguardian.com英国放送協会(BBC)のテレビやラジオで放送されたもっとも素晴らしい音楽パフォーマンスを Guardian が100個選んでいるのだが、こういう記事を見ると、BBC は偉大だよなぁとどうしても思ってしまう。一応、番組名の初出時にフルネームが…

艾未未(アイ・ウェイウェイ)の自伝の邦訳『千年の歓喜と悲哀』が12月に出る

yamdas.hatenablog.comおよそ一年前に艾未未(アイ・ウェイウェイ)の新刊を取り上げたのだが、12月に『千年の歓喜と悲哀 アイ・ウェイウェイ自伝』として邦訳が出るのを知る。千年の歓喜と悲哀 アイ・ウェイウェイ自伝作者:艾未未KADOKAWAAmazon千年の歓喜…

WirelessWire Newsブログ更新(日本でも重視されるべき「公益テクノロジー」とそのための人材)、そしてブルース・シュナイアーの新刊の話

WirelessWire Newsブログに「日本でも重視されるべき「公益テクノロジー」とそのための人材」を公開。今回は話題的には地味だけど、こういうのもちゃんと書いておくべきだと思った次第である。「公益テクノロジー」を主題とする世界で唯一の本らしい『Power …

IoTセキュリティの世界的な現状を掴める報告書が大西洋評議会から出ている

www.atlanticcouncil.orgシンクタンクのアトランティック・カウンシル(大西洋評議会)から、IoT セキュリティの世界的な現状を掴める報告書が出ている。「何十億もの機器におけるセキュリティ」というタイトルにはっとするが、もはや IoT 機器の普及はそこ…

キング・クリムゾンの2003年の来日全公演が奇妙な邦題とともにSHM-CD化される

amass.jpここでも以前取り上げたドキュメンタリー映画『In the Court of the Crimson King』が早くもディスク化とのこと。ワタシとしては映画館で観たいので日本での公開を期待しているのだが、豪華パッケージのようなので日本盤は出ないものかと Amazon を…

堀越英美さんの教育的な翻訳仕事は今年も健在にして快調であった

yamdas.hatenablog.comおよそ一年前に堀越英美さんの仕事を讃えているが、彼女が訳したアヌシェイ・フセイン『「女の痛み」はなぜ無視されるのか?』が出たばかりなのね。「女の痛み」はなぜ無視されるのか?作者:アヌシェイ・フセイン晶文社Amazon「女の痛み…

ゲノム編集技術でノーベル化学賞を受賞したジェニファー・ダウドナのウォルター・アイザックソンによる伝記『コード・ブレーカー 生命科学革命と人類の未来』が来月出るぞ

邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2021年版)で紹介した、2020年のノーベル化学賞受賞者ジェニファー・ダウドナの伝記本だが、『コード・ブレーカー 生命科学革命と人類の未来』(上、下)が来月出るのを知った。コード・ブレーカー 上 …

中傷投稿を受けて株式会社はてなに発信者情報開示請求したがシカトされている話(追記あり、解決済)

https://anond.hatelabo.jp/20220731211220anond.hatelabo.jp「ある「パソコンの大先生」の死」に寄せられたありがたいコメントの数々は一通り紹介させてもらったつもりだったが、元文章の公開から数日後にはてな匿名ダイアリーに書かれたこの文章のことは、…

「マージ」を成功させたイーサリアムの創設者ヴィタリック・ブテリンが初の著書『Proof of Stake』を出していた

P2P

www.wired.comEthereum の「Proof-of-Work(PoW)」から「Proof-of-Stake(PoS)」ブロックチェーンへの移行、通称「Merge(マージ)」は先月無事完了した。この影響でGPUを用いた仮想通貨マイニングが儲からなくなったという報道もあるが、批判が強かった消…

今も開発が継続しているオープンソースのWikiソフトウェアは何があるか

少し前に仕事場のローカルに立てている、今や主力でなくなったウェブサーバに久しぶりにアクセスしたら、Wiki が PukiWiki なのに懐かしくなってこれまた久しぶりに公式サイトを見てみた。すると、今年バージョン1.5.4がリリースされており、開発は継続して…

NPRの名物企画「Tiny Desk Concerts」が1000回を迎えていた

旧聞に属するが、アメリカの公共放送(正確には公共放送用の番組制作を行う)NPR の名物企画といえるライブシリーズ Tiny Desk Concerts が1000回を迎えたことを祝う動画を公開している。2008年に始まった、NPR のオフィスの一角を使ったライブシリーズだが…

切り裂きジャックに殺された5人の女性の人生をたどる『切り裂きジャックに殺されたのは誰か』とその著者の次作『悪い女たち』

「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2021年版)」で最後に紹介したのが、切り裂きジャックに殺された5人の女性の人生にスポットライトを当てた『The Five』だった。正直、邦訳は難しいかと思っていたが、『切り裂きジャックに殺されたの…

WirelessWire Newsブログ更新(メディアとしてのメタバースのメッセージを(ニコラス・カーが底意地悪く)読み解く)

WirelessWire Newsブログに「メディアとしてのメタバースのメッセージを(ニコラス・カーが底意地悪く)読み解く」を公開。前回ほどではないが、今回も随分と長くなってしまった。メタバースといっても Meta だけがプレイヤーではないのは承知しているし、「…

ランドール・マンローが『ホワット・イフ?』続編の新刊をギークらしい方法で宣伝する

news.slashdot.orgランドール・マンロー、あるいは xkcd のほうが通りがよいかもしれないが、ともかく彼の『ホワット・イフ?』の続編 What if? 2 が今月刊行されている。What If? 2: Additional Serious Scientific Answers to Absurd Hypothetical Questio…

2022年は「イーロン・マスク本」の年だった

タイトルで勝手に2022年を総括してしまったが、実は今年はたくさんの「イーロン・マスク本」が出ているのだ。その中にイーロン・マスク自身が書いたものは一つもなく、他の人がイーロン・マスクにかこつけて書いた(あるいは編集した)本ばかりなのである。…

ミシェル・ザウナー(ジャパニーズ・ブレックファスト)の『Hマートで泣きながら』が来月出る

yamdas.hatenablog.comジャパニーズ・ブレックファストのことは、昨年の『Jubilee』で初めてまともに認知し、一気に好きになった。その彼女が本を出していて、アメリカでベストセラーリストに載った話も紹介済だが、そこでワタシは以下のように書いている。 …

百花

『百花』Blu-ray スペシャル・エディション(特典DVDディスク付き2枚組)東宝Amazon以下、ストーリーの核心部分に触れますので、未見の方は気を付けてください。川村元気プロデュースの映画はいくつも観ていて、その中には好きなものも確かにあるが、はなか…

ワタシがNetflixで観たドラマをまとめておく(2021年秋~2022年夏編)

yamdas.hatenablog.comおよそ一年前に2年分のまとめを書いたが、今回から(Netflix の契約が続けばだが)だいたい一年ごとにやっていこうかと思う。基本的に新しく見始めたものだけ取り上げ、シーズン継続のたびに書かないが、今回も例外がある。 ザ・チェア…

ウィキペディアに「2022年に不審な死を遂げたロシア人実業家の一覧」がまとめられている

boingboing.netWikipedia 英語版の「2022年に不審な死を遂げたロシア人実業家の一覧」をまとめたページを取り上げている。しかし、よくこんな項目作ったものだ。日本語版に対応するページは、さすがにまだない。そういえば昨日、「ロシア実業家、遺体で発見 …

a16zが提唱するNFT向け「Can’t Be Evil」ライセンスとクリエイティブ・コモンズのNFTに対する見解

a16zcrypto.com旧聞に属するが、Andreessen Horowitz がクリエイティブ・コモンズに影響を受けた NFT 向けのライセンスを提唱している。それが “Can’t Be Evil”ライセンスとのことで、これは Google の非公式社是「Don't be evil」のもじりであり、Web 3 周…

「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2018年版)」で取り上げた本の邦訳が2冊出ていた!(アゲインスト・デモクラシー、因果推論の科学)

「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2018年版)」で取り上げた本の邦訳が最近2冊出ていたのを知って驚いたので、紹介しておく。まず、一冊目。ジェイソン・ブレナン『アゲインスト・デモクラシー』の邦訳が勁草書房より先月出た。以前に…

マイケル・ペイリンが北朝鮮に続いてイラクの旅行記を本にした(し、テレビ番組にもなる)

www.themichaelpalin.com英国本国ではもはや「モンティ・パイソン」というより「旅行番組のプレゼンター」として著名なマイケル・ペイリンだが、「発見!北朝鮮の歩き方」で北朝鮮に旅したのが数年前、もう80歳近くで旅行番組も引退なのかなと思っていたら、…

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