当ブログは YAMDAS Project の更新履歴ページです。2019年よりはてなブログに移転しました。

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WirelessWire News連載更新(「Just for Fun」から遠く離れて)

WirelessWire Newsで「「Just for Fun」から遠く離れて」を公開。タイトルはもちろん↓からだけど、「「それがぼくには楽しかったから」から遠く離れて」だと「から」が続いて感じが悪いので、原題をもってきた。それがぼくには楽しかったから 全世界を巻き込…

責任逃れの道具としてのアルゴリズム、そしてAI

youkoseki.substack.com昨日読んだ小関悠さんの文章に深く感じ入るところがあった。 だとすると、そんな恣意的で流動的な仕組みのことをアルゴリズムと言っていいのだろうか? と情報学専攻の端くれとしては思うのである。それってただの経営戦略では? スー…

ウィキペディアを単語当てゲームに利用するCatfishing

Wikipedia を使ったゲームというと、目的のページにいかに早く到達するかを競うゲーム WikiWars(Wikiracing)とか項目を時系列で並べる Wikitrivia とかウィキペディアのどちらのページが長いかを当てる Wikitrivia などをこれまで取り上げてきた。で、catf…

鷹野凌『出版とフリー 〈無料〉との競争の果てに起きたこと』の予約開始&加筆修正前の全文EPUBファイルが無料公開中

hon.jp鷹野凌さんの『出版とフリー 〈無料〉との競争の果てに起きたこと』が予約を開始している。この本は、5月4日に開催される文学フリマ東京42において頒布予定とのこと。実は、文学フリマ東京41にはワタシも出向いて鷹野さんにご挨拶をさせてもらったのだ…

遠藤周作没後30年企画『フランスの大学生』が来月出る

yamdas.hatenablog.comおよそ半年前のエントリだが、その後『精選日本随筆集 孤独』を買って読み、半分も読まないうちに感想を投稿している。宮崎智之選『精選日本随筆集 孤独』はまだ前半を読んでいるが、遠藤周作「フランスにおける異国の学生たち」が兎に…

文庫本が出てほしかったテック系読み物本10選

4月になり、大学の先生が選ぶ「新入生に読んでほしい本」、どこぞのエンジニアの方が選ぶ「新入社員に読んでほしい技術書」みたいなリストを目にすることがある。ワタシも何か選んでみようかと思ったが、少し目先を変えて、文庫本になってほしかった(がなら…

カーティス・ヤーヴィンの本の邦訳が出るまでにテック右派は増長した

Traces of Choice で知ったのだが、カーティス・ヤーヴィンの『ネオ君主論 民主主義の敗北とテック右派の時代』が6月に出る。ネオ君主論 民主主義の敗北とテック右派の時代作者:カーティス・ヤーヴィンPHP研究所Amazonかつてデヴィッド・カープは、明らかに…

オンラインのあらゆる情報をエージェントが精査し、自分専用の百科事典を作成するwhoami.wiki

whoami.wiki祖母の家にあった古い写真をデジタル化し、祖母に結婚式について覚えていることを語っていもらい、MediaWiki を使って Wikipedia 風のページを作成したことに端を発し、whoami.wiki という自分専用の百科事典を作る Wiki ソフトウェア開発に至っ…

ロバート・M・サポルスキー『あなたの選択はどのように決まるのか』で論じる「自由意志なき人生の科学」

yamdas.hatenablog.com2023年秋に紹介したロバート・M・サポルスキーの新刊だが、『あなたの選択はどのように決まるのか』として来月邦訳が出るのを知る。あなたの選択はどのように決まるのか 自由意志と自己責任の科学作者:ロバート・M・サポルスキー日本能…

ハムネット

ジェシー・バックリーが、アカデミー賞をはじめとして主要な映画賞の主演女優賞を総なめした印象がある映画である。彼女がアグネス・ハサウェイ、そしてその夫であるウィリアム・シェイクスピアをポール・メスカルが演じる。ジェシー・バックリーはアクター…

「AIを使ったライブラリの書き換えと再ライセンスが、オープンソースソフトウェアをオープンソースハードウェアのような知的財産が機能しない世界に引き込む」を翻訳した(タイトル長い……)

技術関連文書の集積所に「AIを使ったライブラリの書き換えと再ライセンスが、オープンソースソフトウェアをオープンソースハードウェアのような知的財産が機能しない世界に引き込む」を公開。Michael Weinberg の文章の日本語訳です。chardet の件については…

世界的に存在感を増すパランティアを理解する上で必須の本(邦訳&洋書)が出ていた

yamdas.hatenablog.comパランティア・テクノロジーズのCEOが共著した本を紹介して一年少しで、その邦訳『テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来』が先月末に出ていた(のをうっかり見逃していた)。テクノロジカル・リパブリック …

AIボットはメンテナンス可能なコードを書けるか?

scripting.comデイヴ・ワイナーのブログだが、短いエントリなので、訳しちゃいましょう。 これは我々が調査できるし、そうすべきことだ。AI アプリのどれかに使いたいアプリのアイデアをかなり具体的に示し、手助けしてみよう――コーディングするのではなく、…

ジョブズがiPodの試作品を水没させた鬼畜エピソードが書籍『Apple: The First 50 Years』で否定される

apple.slashdot.orgApple の創業50周年を受けて記念イベントが世界各地で開催されたが、50周年に合わせてデヴィッド・ポーグの Apple: The First 50 Years という本が先月刊行されている。Apple: The First 50 Years作者:Pogue, DavidSimon & SchusterAmazon…

日本酒の酒蔵におけるアシッド・テクノ・ミックス……ってなんだそりゃ!

kottke.org日本酒の酒蔵におけるアシッド・テクノ・ミックスとあって、なんだそりゃとなるのだが、ここでも「その名の通り」と書いているようにその名の通りなんです。まぁ、見てくださいな。本当に大七酒造の酒蔵で普通に働いている人たちが映っていて、な…

AIに関する重要人物が多数出演したドキュメンタリー映画『The AI Doc』を日本でも観たいぞ

wirelesswire.jp先週公開されたワタシの素晴らしい(のに反応が薄くて悲しかった)文章だが、実際に書かれたのは先々週のため、盛り込むのに間に合わなかった話がある。先週公開され、New York Times や Vanity Fair で記事が出ていたドキュメンタリー映画『…

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスについての分かりやすい解説(2026年版)

current.ndl.go.jpクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CC ライセンス)についての分かりやすい解説になっている。当然ながら、公式的な知識はクリエイティブ・コモンズ・ジャパンのサイトを参照するのがよいのだけど、コンパクトにまとまった解説ページ…

ウィキペディアの知られざる記事を取り上げるLonelyWiki

www.lonelywiki.comBoing Boing 経由で知ったのだが、ほとんど誰も読まないようなマイナーな Wikipedia の記事を収集する「忘れられた知識の博物館(A museum of forgotten knowledge)」を謳う LonelyWiki なるサイトがあるそうな。これは別にそういうマイ…

ウッドロウ・ハーツォグ『プライバシーの設計図: 法はいかにテクノロジーのデザインにかかわるべきか』が今月出ていた

danielsolove.substack.comダニエル・J・ソロブ(ソローヴ)先生が、依存症をめぐる裁判で Meta と YouTube の過失責任が認められた(賠償金は原告あたり約10億円!)件について触れ、「テクノロジーと AI に対する説明責任」と題した文章を書いている。「AI…

マリアナ・マッツカートがコンサルタント業界をぶった斬った『コンサルの正体』が出ていた

yamdas.hatenablog.comマリアナ・マッツカートの新刊『The Big Con』を取り上げてから3年以上経ち、なかなか邦訳出ないなぁと思っていたら、実はワタシが気づかないうちに出ていた?コンサルの正体ーThe Big Con作者:マリアナ・マッツカート,ロージ・コリン…

WirelessWire News連載更新(触媒としての人工知能――それを作る前に人類は絶滅するのではないか?)

WirelessWire Newsで「触媒としての人工知能――それを作る前に人類は絶滅するのではないか?」を公開。今回の文章は、冒頭から締めまで全体としてコメディを裏の意図として書かれているのだが、あまり詳しく書くと怒る人も出てきそうなので、ここでは突っ込ん…

コリイ・ドクトロウの新刊『逆ケンタウロスのためのAI批判ガイド』と復刊される『マジック・キングダムで落ちぶれて』

p2ptk.org「P2Pとかその辺のお話R」の更新が快調に続いており何よりである。↑にはった文章も「AIとは、社会という建物の壁に吹き付けられたアスベストであり、子孫たちは何世代にもわたってそれに煩わされることになる」というインパクトのあるくだりがある…

アンディ・アンダーソンがスケートボードで表現する「パリの形」

これは動画を観てください、としか言いようがない。www.youtube.com今月公開された動画だが、撮影されたのは昨年夏なのかな。アンディ・アンダーソンがパリの街をスケートボードで走るだけと書いてしまうとそのままなのだが、心地良いですね。これを撮ったの…

映画における最高の食事シーン20選

The 20 Best Food Scenes in Movies - The New York Times さて、どんな映画が選ばれているかと思いきや、ワタシが観たことない作品が結構多かった。ワタシが観たことあるのは以下のあたりかな。 『ファントム・スレッド』後半における食事シーン(これ詳し…

プロジェクト・ヘイル・メアリー

公開初日にレイトショーで観たが、地方のシネコンでも結構埋まっていて何だか嬉しかった。本作については予告編が公開された時点で、原作読了勢の「見る前に原作読んで!」という悲鳴が轟いた映画化である(それが公開されたのだから、以下、今更ネタバレが…

デジタル人材のためのブックレビュー(Michael Lopp『ソフトウェア開発者のキャリアハンドブック』)

docomo Solutions PLUS の「デジタル人材のためのブックレビュー」で Michael Lopp『ソフトウェア開発者のキャリアハンドブック』を公開。この「デジタル人材のためのブックレビュー」は3人の持ち回りで、ワタシはテックカルチャー担当、平たくいえば「変化…

長年電子フロンティア財団の事務局長をつとめたシンディ・コーンの回顧録『プライバシーの守護者』

www.eff.org電子フロンティア財団(EFF)のポッドキャストで、長年 EFF の事務局長をつとめ、先ごろ回顧録 Privacy's Defender を出したシンディ・コーンが、出版を記念してコリイ・ドクトロウを聞き手に特別対談を行っている。思えば、この本の刊行を最初に…

ジェフリー・エプスタインにノーと言えた3人の科学者

www.science.org2008年に未成年者の児童買春で有罪判決を受け、2019年に性的人身売買の容疑で逮捕された直後にニューヨーク市の拘置所で自殺した富豪ジェフリー・エプスタインについてのファイルが公開され、いろんな著名な科学者の名前が登場して波紋を広げ…

ジョン・ル・カレの息子が『カーラの選択』で『寒い国から帰ってきたスパイ』と『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』をつなぐ

yamdas.hatenablog.comジョン・ル・カレの息子であるニック・ハーカウェイが、『寒い国から帰ってきたスパイ』と『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』の間を埋める本を書いていることを昨年夏に紹介している。そして、「これは早川書房から邦訳を期…

スピルバーグ、コッポラ、ルーカスという「ハリウッド最後の王たち」の有害な友情?

www.independent.co.ukポール・フィッシャーの The Last Kings of Hollywood の書評だが、17歳だったジョージ・ルーカスが自動車事故で死にかけたが生還し、「誰も生き延びれるはずのない事故を自分が生き延びたのには何か理由があるのかもしれない」と考え…

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