当ブログは YAMDAS Project の更新履歴ページです。2019年よりはてなブログに移転しました。

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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム

以下、公開中の作品のストーリーや登場人物に必然的にかなり踏み込むので、ネタバレが気になる方は鑑賞後にお読みください。ワタシは MCU について積極的に嫌いと公言している奇特な人間だが、このスパイダーマンのシリーズは『ホームカミング』、『ファー・…

Web3をめぐる小競り合いとWeb3の解説書がオンライン公開されている話

昨年末から Web3(Web 3.0)というバズワードをめぐってごぜり合いが起きている。実はワタシもこの方面の古い文章を訳そうと思っていたのだが、意外に時間がとれなかったため、とりあえずのまとめ代わりにこのエントリを書いているという次第。yamdas.hatena…

ビッグテックの次の独占を争うゲームは「未来の車」が舞台となる

IoT

www.politico.comGAFA に代表されるビッグテックが(スマーフとフォン戦争の次に)次に独占を目指して争うのは「未来の車」、つまりはコネクテッドカーの分野になるという話である。フォードとの提携話をはじめとして、Google は自動車向け Android 製品を拡…

英国の著名人が語る「一番嫌いな本」

boingboing.netもともとは2003年、つまりは20年近く前に Independent 紙が行ったアンケートに基づく記事だけど、英国の著名人に「一番嫌いな本」を語ってもらうという企画で、Boing Boing もよくこんな古い記事を Wayback Machine から引っ張り出してきたも…

95歳になったメル・ブルックスが自伝を書いていた

www.newyorker.com数々のコメディ映画の傑作で知られる映画監督のメル・ブルックスだが、95歳にして自伝 All About Me! を出していたのね。All About Me!: My Remarkable Life in Show Business作者:Brooks, MelCenturyAmazonAll About Me!: My Remarkable L…

マトリックス レザレクションズ

2022年最初の更新を、2021年の最後に劇場で鑑賞した映画の感想から始めさせてもらう。本作は当然 IMAX の大画面で観るべきだろうと考え、実際そうしたのだが、考えてみればワタシはマトリックス三部作をいずれも映画館では観ておらず、DVD をレンタルして、…

1970年代にBASICで書かれたゲームを今のプログラミング言語に移植するプロジェクト

blog.codinghorror.comStack Overflow の共同創業者、あるいは「FizzBuzzテスト」を広く世に知らしめた(?)ことで知られる Jeff Atwood が、彼の世代にもっとも影響を与えた BASIC 時代の本を取り上げている。それは1970年代に刊行された BASIC Computer G…

著作権トロールの新種としての「コピーレフト・トロール」

Beware The CopyLEFT Trolls | Techdirt 著作権を本来の意義と離れ、訴訟による賠償金などを目的として攻撃的に行使する個人や法人を揶揄するコピーライト・トロール(著作権トロール)という言葉がある。それに関連するものとして、著作権が既に切れている…

もはや世界を終わらせかねないサイバー軍拡競争の最前線

news.mynavi.jp少し前の記事だが、この記事の中で New York Times 記者の ニコール・パールロス(Nicole Perlroth) と彼女の本『This Is How They Tell Me the World Ends』が言及されるので気になっていたのだが、Message Passing でも morrita さんがこの…

極道の妻たちを6年間追い続けたフランス人カメラマンのインタビュー

旧聞に属するが、Boing Boing 経由で、極道の妻たちを6年間追い続けたフランス人カメラマンのクロエ・ジャフェ(Chloé Jafé)のことを知る。これは2020年2月に公開された動画である。日本のマフィアの女たちを扱うプロジェクトは2013年に始まったそうだが、…

ブレイディみかこ『ヨーロッパ・コーリング・リターンズ』を恵贈いただいた

ブレイディみかこ『ヨーロッパ・コーリング・リターンズ』を著者より恵贈いただいた。ヨーロッパ・コーリング・リターンズ: 社会・政治時評クロニクル 2014-2021 (岩波現代文庫 社会 330)作者:ブレイディ みかこ岩波書店Amazonこの本は2016年刊行の『ヨーロ…

Apache Log4jの脆弱性とともに浮かび上がったオープンソースのメンテナの責任範囲の問題

www.jpcert.or.jppiyolog.hatenadiary.jp先週は Apache Log4j の脆弱性問題が大きな話題となった……と過去形で書いてはいけないのかもしれない。危機はまだ続いている。今回、脆弱性の破壊力のヤバさとともにクローズアップされたのは、今日、多くのビジネス…

シャノン・マターン『都市はコンピュータではない』で考えるスマートシティ的発想の限界と都市の多様性

voicy.jp佐々木俊尚さんの「毎朝の思考」で面白そうな本を知った。ニュースクール大学の人類学の教授である Shannon Mattern の新刊『A City Is Not a Computer(都市はコンピュータではない)』である。A City Is Not a Computer: Other Urban Intelligence…

マイク・アイザック『ウーバー戦記』により日本でもビッグテック糾弾の波がGAFAからウーバーにも及ぶか

調べものをしていて、マイク・アイザックの Uber 暴露本の邦訳『ウーバー戦記』が出るのを知った。ウーバー戦記: いかにして台頭し席巻し社会から憎まれたか作者:マイク・アイザック草思社Amazonウーバー戦記:いかにして台頭し席巻し社会から憎まれたか作者…

(ニューカマーのみから)2021年ベストアルバムを10枚選んでみた

2021年も終わりである。今回が今年最後の更新になる。今年もパンデミックが続いたため自室のパソコンの前で過ごす時間も長く、例によって音楽を聴く時間も長かったので、2021年のベストアルバム選みたいなのをやってみようと思った。のだが、また一つアデル…

Feedlyでnoteのサイトの更新が取得できない問題について

もともとブログを更新する予定はなかったのだが、困った問題が起きているため、この場で共有させていただきたい。少し前に Twitter で話題になったブログがあり、ワタシはそのブログを RSS リーダ(Feedly)に登録しているはずなのに、更新があがっていない…

使用料無料で何千もの曲を公開し続ける知られざる音楽家ケヴィン・マクロード

皆さん、ケヴィン・マクロード(Kevin MacLeod)という音楽家をご存知だろうか?恥ずかしながらワタシは知らなかった。そのケヴィン・マクロードのドキュメンタリー映画 Royalty Free: The Music of Kevin MacLeod が作られている。このトレーラーの冒頭、ケ…

米国のクリーンエネルギー移行に現実的なヴィジョンを示すソール・グリフィス『Electrify』

doctorow.medium.comコリイ・ドクトロウの書評で知ったが、Rewiring America の共同創始者として知られる発明家、起業家ソール・グリフィス(Saul Griffith)が Electrify という本を出していた。Electrify: An Optimists Playbook for Our Clean Energy Fut…

この翻訳家がすごい! 2021年版

今年ブログで新刊本を取り上げていて、この本もこの人が訳しているのかと思うことが何度かあり、まとめておこうと思った次第。翻訳数が多いだけではなく、自分のアンテナにひっかかる本が多い、というのがポイントになる。ワタシの場合、どうしてもフィクシ…

ラストナイト・イン・ソーホー

以下、公開中の作品の結末まで触れているので、ネタバレを気にする人はご注意ください。エドガー・ライトの新作というだけでも観に行く理由になるが、主演が『ジョジョ・ラビット』のトーマサイン・マッケンジーと『クイーンズ・ギャンビット』のアニャ・テ…

キング・クリムゾン最後の大阪公演を観た

(細かい異同はあるがほぼ)現在のラインナップでは、2015年12月、2018年12月に続くライブとなった。こうして書くと、きっちり3年ごとに来日公演が実現していることに気づくが、今年夏に年末の来日公演が発表されたとき、正直行くかどうかかなり迷った。なに…

「ウィキ」がペディアに乗っ取られたように「クリプト」はデジタル資産に乗っ取られるのか

www.wikiart.orgScripting News 経由で WikiArt.org を今更知る。はてなブックマークを見ると、2012年には既に話題になっているので、今まで知らなかったのが恥ずかしいレベルかもしれない。たまたまエドワード・ホッパーの画が引用されていたので、ワタシも…

技術雑誌をデジタル化して復刻するプロジェクトを応援したい

www.techmag.jp佐渡秀治さんのツイート経由で TechMag.jp のことを遅ればせながら知った。 1960年代から2000年にかけて、日本の半導体やコンピュータ技術は飛躍的に進歩し、技術雑誌がそれに貢献しました。 デジタル化して絶版をなくし、誰もの手に届く所に…

ダニエル・カーネマン、キャス・サンスティーンらの最新作『NOISE 組織はなぜ判断を誤るのか?』が早くも出た……のだが

www.hayakawabooks.comキャス・サンスティーン『入門・行動科学と公共政策』を取り上げたとき、『NOISE』について「来年あたり邦訳が出るに決まっている」と書いたが、2021年中に出るとは! さすが早川書房、仕事が早い。NOISE 上: 組織はなぜ判断を誤るのか…

なんで最近の映画は役者の台詞が聞き取りづらいのか(ヒント:クリストファー・ノーラン)

www.slashfilm.comかつてはハリウッド映画の台詞の99%が理解できた。しかし、この10年ほどの間に、その割合は著しく低下しているのに気づいた。映画館で映画を観てて、台詞がまったく分からないことすらある。家で映画を観るときには、ストーリーの重要な部…

ヤン・ルカン『ディープラーニング 学習する機械 ヤン・ルカン、人工知能を語る』を恵贈いただいた

講談社サイエンティフィクの横山さんから『ディープラーニング 学習する機械~ヤン・ルカン、人工知能を語る~』を恵贈いただいた。ディープラーニング 学習する機械 ヤン・ルカン、人工知能を語る (KS科学一般書)作者:ヤン・ルカン講談社Amazonディープラー…

CNN主任医療特派員サンジェイ・グプタの『World War C』はコロナ禍の教訓と次のパンデミックへの準備を説く

Talks at Google に、CNN の新型コロナウイルス報道に出ずっぱりだった印象があるサンジェイ・グプタが登場している。彼が出演したニュース映像は CNN のサイトで見れるし、CNN のポッドキャスト Chasing Life や Coronavirus: Fact vs. Fiction ニュースレ…

ベンジャミン・クリッツァー『21世紀の道徳――学問、功利主義、ジェンダー、幸福を考える』が楽しみだ

davitrice.hatenadiary.jpTwitter の検索機能を使って調べたところ、自分がベンジャミン・クリッツァーさんの存在を認識したのは2017年のようだが、意識して読むようになったのは2019年以降である。特に印象に残っているのは、例えばマイケル・サンデル『こ…

どん底からの脱出――将棋のA級順位戦で1勝4敗というのはどういうことか

www.shogi.or.jp将棋の名人戦の挑戦者を決めるA級順位戦が、5回戦まで終了し、斎藤慎太郎八段が負けなしの5連勝で、昨年に続く2年連続の名人戦挑戦に向けて快調である。さて、最初にA級順位戦について「名人戦の挑戦者を決める」と書いたが、誰が名人の挑戦…

リスペクト

生前のアレサ・フランクリン(アリーサ・フランクリン)が、伝記映画で自身をハル・ベリーが演じるのを希望しているという話を何かで読み、それはないだろうと思ったものだが、その死後、ジェニファー・ハドソン主演で映画が作られると聞き、『ドリームガー…

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