パブロ・フェロのタイトルバック、何もないステージにデヴィッド・バーンだけ現れてラジカセをリズムボックスにして*1アコギ一本で歌われる "Psycho Killer"、曲とともにステージ上のメンバーが増えていく演出、ライブが進行する背後で黒子さんがステージを設営するという中学生が考えそうなアイデアの具現化、その黒子さんのライトで実に美しくステージ背後に影が映し出される照明演出、それが頂点を極める "Girlfriend Is Better" でのデヴィッド・バーンのビッグスーツ――すべて知っていたものである。細部まで記憶していたつもりだった。それでも、こうやって体験できた感動が確かにあった。
バーニー・ウォーレル、スティーヴ・スケール、アレックス・ウィアーらが加わり、ライブバンドとして円熟期にあった*2トーキング・ヘッズの素晴らしい演奏を前提としながら*3、どの曲もライブのハイライトと言ってよいレベルのライティングやアクトの演出(主にバーンの神経症的なダンス、というかもはや演劇的な振り付けだが、"Genius of Love" のティナ・ウェイマスは本当に素晴らしいよな)がある。すごいよね。
本作において、ライブ本編の最後と思われる "Take Me to the River" でも、アンコールの最後と思われる "Crosseyed and Painless" でも、バーンは曲の終盤にさっさと一人ステージを後にする。そのあたりにも彼の人間的なクールさを感じ、後年のクリス・フランツやウェイマスによるバーンの人間性についての評言を思い出したりもした。
第三に、オープンソースは開発者や研究者に絶大な人気があります。そして我々も、人々が広く採用されるオープンなシステムに取り組みたいのを分かっています。つまり、オープンソース化は Meta で最も優れた人たちを採用する助けになるわけで、それは新たな技術分野をリードするうえでとても大きなことなのです。繰り返しになりますが、我々は通常、独自のデータを持ち、独自の製品統合を行っているので、Llama というインフラをオープンソースで提供しても、我々の主要な優位性を弱めることにはなりません。これが、我々の長期戦略が一般的なインフラをオープンソースにすることであり、それがこれからも正しいアプローチであり続けると期待する理由です。
旧聞に属するが、昨年ザ・ポーグスのシェイン・マガウアンが亡くなった。現代英国でもっとも愛されるクリスマスソング「ニューヨークの夢(Fairytale of New York)」をはじめとする代表曲で知られるが、訃報を受けてアイルランドの大統領が追悼の声明を発表したし、国葬を思わせる葬儀の映像を見て、また後にボビー・ギレスピーやニック・ケイヴの真摯な追悼文を読み、いかに彼が愛されていたかをあらためて思い知った。
そのインタビュー記事を読んだ記憶があったので、1989年から2004年まで読者だった rockin' on のバックナンバーを引っ張り出す「ロック問はず語り」をやろうと決めた。問題のインタビュー記事を探したのだが、手元の(雑誌から気になったページを破って持ってきた原始的)アーカイブには、残念ながらそれが掲載された1990年5月号の該当記事のページがなかった。
とにかく AI がメインテーマでない文章を書きたかった。といいつつ、やはりまったく言及しないわけにもいかないのだが、ともかく、昨年末から目にしたいくつかの記事が、世界のねじを巻くブログの「"クラフトインターネット"という古き良きウェブへの回帰運動に期待している。」を見たときにパッと結びついて今回の文章を書くことになった。ねじまきさんに感謝する。
Kindle購入したものの失いたくない本は「江戸の紀行文」「道路の日本史」「サカナとヤクザ」「もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて」「why the world does not exist(マルクス・ガブリエル)」くらいか.「少年院ウシジマくん」も少し嫌だが. 読み捨る本しかKindleで買わないようにしている. https://t.co/EdQzL8uPGb
ジョン・ケイルが盟友ルー・リードをはじめパティ・スミス、デヴィッド・バーン、ミック・ロンソン、クリス・スペディング、アラン・レイニア(ブルー・オ イスター・カルト)と行ったライヴ音源が500枚限定でクリア・ヴィニール・リリース! ジョン・ケイルの"GUTS"、"BUFFALO BALLET"、"I KEEP A CLOSE WATCH"やヴェルヴェッツの"僕は待ち人"、ケイルがプロデュースしたモダン・ラヴァーズの"PABLO PICASO"などをプレイ。なんとこの音源、アンディ・ウォーホルが録音していたものとのこと!