当ブログは YAMDAS Project の更新履歴ページです。2019年よりはてなブログに移転しました。

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2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

来年は坂口安吾生誕百周年

先日少し触れた安吾の件の続き。今年は没後五十年なのだが、来年は生誕百周年であるのを27日の日経新聞を読んで知った。となると来年元旦の安吾作品の青空文庫入りは、それを祝う素晴らしいイベントになるはずである。もちろん以前よりワタシも著作権保護期…

みんながコレで燃えた!NEC8ビットパソコン PC-8001・PC-6001

みんながコレで燃えた!NEC8ビットパソコン PC-8001・PC-6001 CD-ROM1枚(Windows 2000、XP対応)作者: アスキー書籍編集部出版社/メーカー: アスキー発売日: 2005/03/15メディア: 大型本 クリック: 124回この商品を含むブログ (53件) を見る先週、この本がリン…

谷島宣之の「さよなら技術馬鹿」

谷島宣之の「さよなら技術馬鹿」 | 日経 xTECH(クロステック) 個々の記事を読むには登録が必要かもしれない。谷島宣之氏の新連載で期待も大きいのだが、現在公開されている文章は、いずれも、えっこれで終わりなの? という感じで全然食い足りない。この人…

エロがフリーソフトウェアの原動力にもなる……のか?

Pornzilla: Free tools for surfing porn with Firefox Pornzilla という「エロサイト巡りおよびエロメディアの閲覧を容易にする」Firefox エクステンションの開発が有志たちの手により地道に進んでいるという話。 世界には馬鹿な人がいるものだ。respect. …

The FUD-based Encyclopedia

ブリタニカ百科事典の前の編集長だった Robert McHenry による Wikipedia 批判文に対する、それは FUD じゃねーかいという長文の反論文章。ネタ元は Slashdot。

Too weird to live, and too rare to die.

本来ならジャーナリズム最高のハッカーは先週水曜の段階で公開できてないとおかしいのだが、それをしなかったのは、本文中の Fear and Loathing in Las Vegas からの引用が気になったからである。これは先日レビューを書いたテリー・ギリアムによる映画版の…

YAMDAS更新、もしくは今更ながら追悼ハンター・トンプソン

コラム・ライブラリにジャーナリズム最高のハッカーを追加。Kevin Bedell の文章の日本語訳です。Kevin Bedell は Linux World Magazine の編集長で、彼の文章の翻訳は「オープンソースとクローズドな規格の問題」に続いて二度目。ただし今回は技術系の文章…

考えるヒントで読み解く!

考えるヒントで読み解く! どうして自分の文章をわざわざ取り上げるのかというと、essa さんの「と金ブロガーの迂闊な免疫系」に取り上げられているからというのもあるが、何より一年以上前にポール・グラハム論法を先取りしていたというのが判明したため(…

IPv6のセキュリティ神話を暴く

IPv6のセキュリティ神話を暴く この程度の内容で「神話を暴く」と言われてもなぁ。IPsec の話なんてそれこそ五年以上前から言われていることだし。そうした状況の変わらなさ加減が IPv6 の現状を表している、と書くのはもちろん間違いなのだけど。

Weblog + Wikiで自分ポータルを育てよう

というわけで、何でも Wiki、もしくはなんでもブログというように一つのツールにこだわる必要はまったくないわけである。「blogとWikiは個人サイト構築の両輪」とはただただしさんの名言であるが、このように同じ意見にたどり着きながら、多様な試みが行われ…

Wiki病という新種の病?

Radium Software Development のエントリで、Wikiphilia - The New Illness という文章を知る。「Wiki というシステムそのものに対する批評と言うよりかは, Wiki コミュニティに対する批判の方が比重が重くなっている」とのことだが、Ward Cunningham のオ…

グループウェア、ダメ!

先日取り上げた jwz の文章を、レッシグブログ翻訳でおなじみの ittousai さんが翻訳されている。こないだ紹介したときは指摘し忘れていたが、 「このソフトは、ユーザがやれる相手を見つけるのにどう役立つか?」これこそ、ソーシャル・ソフトウェアの開発…

ラスベガスをやっつけろ

さて、ハンター・トンプソンが自殺してしまった。彼と彼の仕事について網羅的に書かれた文章となると『ラスベガス★71』の多忙性饒舌症な訳者あとがきあたりだろうか。個人的には、彼の自殺報道に関して、ゴンゾー・ジャーナリズムを「際物報道」と訳している…

セマンティック・ウェブとWiki

安易な連想で、Wiki とセマンティック・ウェブの関係はどうなっているのだろうと調べてみた。c2.com に SemanticWikiWikiWeb というページは出来ているが、特に盛り上がるとか議論が深まっているような感じではない。Wiki と RSS の噛みの悪さの問題と同様の…

『Wiki Way』著者によるセマンティック・ウェブ本

『Wiki Way』の共著者 Bo Leuf(というか、『Wiki Way』はほぼ彼が書いたようなものなのだが)のサイトに、次作『The Semantic Web』のページができている……のだが、元々2003年に一度書きあがっていたものの出版社の判断で刊行が延びたりといろいろ苦労があ…

クリエイティブ・コモンズ デジタル時代の知的財産権

辺境から戯れ言で知ったが、NTT 出版よりクリエイティブ・コモンズについての本が出る模様。執筆陣の顔ぶれを見てもしっかりした内容の本であるのは間違いなさそうだが、あまりアカデミック寄りでない解説、並びにもっと CC のダイナミックな利用を示すよう…

Crazy Hacks

「世界中のギークによるクレイジーなソフトウェア、ハードウェアプロジェクト」についての Wiki ということで、iPod Shuffle RAID とか確かにけったいなプロジェクトについての情報が集まっている。

メディアミックスならざる安直な「ウェブ本」は本当に売れるのか?――附:「自費出版」と「文筆業」の違い

またしても松永さんが長尺の読み応えのある文章を書いている。はじめはどうして自費出版本の話が出てくるのかよく分からなかったのだが、読んでいくにつれ、ウェブというメディアの特性の話、出版業界の話、文筆業者の話などがつながってくる。「文筆業はサ…

グループウェアは悪、なのか?

Novell によるグループウェア Hula Server のオープンソースプロジェクトとしての立ち上げのニュースは、思ったほど話題にならなかった印象があるが、jwz こと Jamie Zawinski が痛烈な文章 Groupware Bad を書いていて面白かった。jwz について知らない人は…

死者のカレンダー

と書くとおどろおどろしいが、追悼つながりということで。はてなグループに導入されたカレンダー機能をモーリさんがうまく使われている。 deadmanのカレンダー もちろん本編のほうも更新されており、秋山智俊氏へのエントリは特に力の入ったものになっている…

YAMDAS更新

yomoyomoの読書記録に遠藤周作編『友を偲ぶ』を追加。人間皆死ぬ……ことは分かっているのだが、情けない話ワタシの場合、死の恐怖はそれを認識した日から現在まで遁減する気配もない。これから、自らの死まで家族や友人達の死を見つめていくことになるという…

アーサー・ミラーの死と『セールスマンの死』

さて、ジョー・ディマジオの後にマリリン・モンローと結婚したのがアーサー・ミラーだが、この偉大な劇作家も先日この世を去った。ジョー・ディマジオがアメリカの一面を体現していたならば、アーサー・ミラーはまた別の一面を作品を通じて表現したといえる…

ミセス・ロビンソンとジョー・ディマジオ

「ミセス・ロビンソン」を聴いて思い出すのは、1999年にジョー・ディマジオの死後にニューズウィークに掲載された投稿である。大体以下のような話だ。その投稿者があるとき空港で飛行機の出発を待っていた。空港ロビーにサイモン&ガーファンクルの「ミセス…

「シューティングゲームの発展(未完成版)」を読んで、猛烈にやりたくなったゲーム

「シューティングゲームの発展(未完成版)」 落ち着いた文体で書かれた労作を読み、久方ぶりにゲームセンターに行きたくなった。ワタシが今猛烈にやりたいゲームを思いつくままに挙げていく。 エクセリオン(あの独特な動き!) スパルタンX(ファミコン初期…

おれカネゴン文体の続きと色川武大

またしてもひらばやしさんの日記で、ワタシが先日触れたコール&レスポンスについて元の Wiki ページに追記がされているのを知る。これはどなたが書かれたんでしょうか(もちろん、ワタシではない)。面白いなぁ。「【おれカネゴン】文体誕生とロック音楽史…

Rubyist Magaine 0005号

本号でふしはらかんさんの「lily でブログカスタマイズ」が最終回を迎えているが、読書記録を自サイト内に移転すると決めたとき、はじめ頭の中にあったのは lily だった。実際に見てもらえば分かるように、コメント欄もトラックバックも設けない最小限の構成…

「ブログ2.0」の隆盛と「はてな2.0」の不安

Hotwired Matrix.032 として、特集「ブログ2.0」が公開されている。「blogってどうよ?」なんて言っていた頃とは隔世の感がある。そこではワタシも文章を書かせてもらった。この文章は長らく読み返すことがなかったが、この機会に読み返してやはり拙い文章だ…

読書記録の修正

つまりは blosxom 周りの修正ということだが、yomoyomoの読書記録を少しいじった。 著者名別一覧ページへのリンク追加 CSSによる見た目の変更 entry_indexプラグインを有効にする entry_titleプラグインを有効にし、titleに書籍情報を入れる LOVELOGのほうか…

『富豪刑事』映像化にみる筒井康隆の自意識の変化

『筒井康隆の文藝時評』を読んだついでに実家にある彼の他の本も読んだのだが、「噂の真相」における断筆宣言までの連載をまとめた『笑犬樓よりの眺望』を読み、いささか暗い気持ちになった。1987年、今から18年前に彼は「『富豪刑事』はなぜ映画化されなか…

筒井康隆によるハードボイルドの本質についての解説

週末実家に帰った折、『筒井康隆の文藝時評』(河出文庫)を再読した。以前にも書いたことがあるが、これは本当に面白い本で、断筆宣言により四回で連載が終了したのが残念でならない。せめて本にまとめられた分量の倍あれば、筒井康隆による現代日本文学の…

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